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免疫サポート乳酸菌の増殖に抜群成果

ニュース写真

 αオリゴ糖を用いた資化性試験で確認
 9種の難消化性糖質とグルコース
 最も濁度が増し、最もpHが低下

 /シクロケム
   東京都中央区、TEL03-6262-1511

シクロケムは、αオリゴ糖が“免疫をサポートすることで有名な乳酸菌”のエサとして抜群の資化性が示されたことを報告した。生乳ヨーグルトから単離した細菌(Lactococcus lactis strain Plasma)を、9種類の難消化性糖質及びグルコースでそれぞれ培養したところ、αオリゴ糖を添加した培地で最も濁度が増し、最もpHが低下したことが確認された。
 これにより、αオリゴ糖が免疫サポートの乳酸菌に好相性の「プレバイオティクス」素材であることが示唆され、食品開発へのさらなる応用化が期待される。

乳酸菌の増殖度を調査
「資化性試験」でαオリゴ糖に抜群成果
 シクロケム社は、乳酸菌のエサとして難消化性糖質が増殖にどの程度寄与するかを調査する資化性試験を実施した。
 資化性試験用培地は、GAM糖分解用半流動培地「ニッスイ」を溶解後、ろ過により寒天を除去し、オートクレーブ滅菌して使用。難消化性糖質を1%添加した培地4mLに前培養液を40μL摂取し、37℃、アネロパック・ケンキを用いた嫌気下で、20時間培養後、濁度(660nm)とpH(ツーバンド試験紙)を測定した。
 添加する難消化性糖質のサンプルには、α-シクロデキストリン(α-CD)、ガラクトオリゴ糖(GOS)、フラクトオリゴ糖(FOS)、難消化性デキストリン(ID)、イソマルトデキストリン(IDM)、イヌリン(INL)、ポリデキストロース(PDX)、グァーガム分解物(PHGG)、乳果オリゴ糖(LS)を用い、グルコース(Glc)についても検討した。 ニュース写真
 
 その結果、試験した難消化性糖質及びグルコースの中で、α-CDが最も濁度が増し、最もpHが低下し、群を抜く資化性が確認された。
 同試験でαオリゴ糖に免疫サポート乳酸菌に対する優れた資化性が確認されたことを受けて、シクロケム社は新たな食品企画など、αオリゴ糖を用いた腸内フローラ改善のさらなる応用化を提案していく方針だ。
※なお、αオリゴ糖の腸内フローラ改善作用については「悪玉胆汁酸」に対する産生抑制作用も示唆されている。
 
 詳しくは別記事 「αオリゴ糖が『悪玉胆汁酸』を産生抑制」にて掲載。
 


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