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プロテイン吸収にキウイ×αオリゴを

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 キウイフルーツαオリゴパウダー
 タンパク分解酵素「アクチニジン」
 アラビキシランとペクチンも作用

 /シクロケム
   東京都中央区、TEL03-6262-1511

シクロケムは、プロテイン吸収のサポートやプロテイン過剰摂取時に発生する腸内のアンモニア中和に有用な健康食品向け原料「キウイフルーツαオリゴパウダー」を開発した。
 キウイフルーツには、プロテインの吸収サポートに適したタンパク質分解酵素「アクチニジン」の他、水溶性食物繊維の「アラビキシラン」や「ペクチン」が含まれている。αオリゴ糖で粉末化することで、アクチニジンの活性を下げることなくいつでも利用できる状態で1年以上保持し、さらにαオリゴ糖自体が有する短鎖脂肪酸産生能などの価値を付与することができる。

αオリゴ糖でキウイフルーツを
タンパク質分解酵素「アクチニジン」
 の活性を保持することに成功
 キウイフルーツが有するタンパク質分解酵素「アクチニジン」は、プロテイン消化を促進してアミノ酸の吸収量を高める成分。実際にタンパク質と一緒にキウイフルーツを摂取すると、アミノ酸の摂取量が増えることが報告されている。
 しかし、一般的な粉末化ではキウイフルーツのアクチニジン活性を保持することが難しい。そこで、シクロケム社はαオリゴ糖の粉末化技術を駆使し、生キウイフルーツのアクチニジン活性をほぼ100%で保つことに成功。活性の保持期間も1年以上となり、商業面においても実用的な健康食品原料として開発を遂げた。

水溶性食物繊維「アラビキシラン」
 「ペクチン」がアンモニア中和
 キウイフルーツ含有のプロテインサポート成分は、アクチニジンだけではない。
 水溶性食物繊維の「アラビキシラン」と「ペクチン」もまた、プロテインを摂り過ぎた際に発生するアンモニアに対して有用な成分だ。
 スポーツ選手の体作りにタンパク質は重要だが、一方で消化しきれなかったタンパク質は、大腸で悪玉菌の餌となり、発酵されてアンモニアを発生させてしまう。アルカリ性を示すアンモニアが腸内に充満すると悪玉菌優位となり、腸内環境の悪化の原因となる。
 キウイフルーツの水溶性食物繊維であるアラビキシランは、善玉菌の餌となることで増殖を促し、プレバイオティクスの働きを示す。同時に、ペクチンは酢酸や酪酸、プロピオン酸などの短鎖脂肪酸に変換されて、腸内環境を酸性の環境にする。この短鎖脂肪酸は、プロテインの摂り過ぎで発生したアンモニアのアルカリ性を中和し、腸内環境を善玉菌優位の環境へと導く。
 さらに、この短鎖脂肪酸のうちプロピオン酸は、スポーツ能力を向上させることが研究されており、αオリゴ糖も単独で短鎖脂肪酸の産生能があることから、当該用途で研究にも使用され、成果が得られている。(関連記事「αオリゴ糖にスポーツ能向上の研究報告」

αオリゴ糖も短鎖脂肪酸を産生
 キウイフルーツの価値を向上
 上記のように、キウイフルーツのαオリゴ糖による粉末化は、アクチニジンの活性保持だけでなく、「短鎖脂肪酸の産生増」が
 αオリゴ糖は単体で、酢酸、プロピオン酸、酪酸のすべての短鎖脂肪酸を増加させることが確認されており、これまでにも様々な研究によって腸内環境の改善作用が確認されてきた。
 シクロケム社はキウイフルーツのαオリゴ糖による粉末化が、プロテイン活用に大きなメリットをもたらす組み合わせであるとして、新たな企画開発や食品開発への応用提案を進めているところだ。


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