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「めにサプリ」でずっと輝く瞳を応援

インタビュー写真

 妊活から始まったサプリ開発の歴史
 視力の根底「目の健康」を支える想い
 株式会社メニコン

 新規事業統括本部
  斉藤基行氏、渡辺剛士氏

「ずっと輝く瞳に。」70年にわたり人々の瞳に輝きを灯してきた国内コンタクトレンズ総合メーカーの株式会社メニコン(愛知県名古屋市)。コンタクトユーザーの目の健康を第一に考え、時代に先駆けて「定額制」の概念を取り入れた「メルスプラン」は会員数134万に達している。今回は、コンタクトメーカーが手掛ける「めにサプリ」ブランドについて、新規事業統括本部の斉藤基行氏と渡辺剛士氏に開発経緯や想いを聞いた。 インタビュー写真

――メニコンさんが「サプリメント」を作りはじめたきっかけとは何だったのでしょうか。

斉藤 メニコンのサプリメント事業は、2012年頃に発売した妊活向けサプリメントの「プレグナ」からスタートしています。当時、メニコンは新規事業を推進していて「ライフサイエンス」という現在のサプリメント販売を担っている事業部が発足したところでした。
 そこで最初にマーケットとして捉えたのが「妊活」という分野だったのです。
 もともと当社はコンタクトメーカーとして微細な加工技術を強みとし、そうした技術を開発に活かすことで、良好な精子を回収するための製品を商品化しました。ライフサイエンスの事業は、この商品の販売からスタートしたのです。
 そこから当社は国内の妊活クリニックとのお付き合いを広げていきました。
 医療現場のドクターからは、様々な情報が寄せられてきます。その一つが「今の患者さんは、サプリメントを欲している」との情報でした。
 妊活向けの健康食品には多種多様な成分があり、ドクターがお客様の体質に合わせて「この成分がいい」「このサプリが合っている」と紹介するケースもあります。
 しかし、「サプリの選定」は、紹介者側にも利用者側にも「手間」だと思われていたことが判りました。
 当社にそうした情報が集約されていく中で、ならば「オールインワン的なサプリメントがニーズに合致するのではないか」と考察しました。そこで既存の妊活クリニックのチャネルを活かしてサプリメントを提案するクロスマーケティングが行えるのではないかと考えました。
 そして当時はあまり市場になかったオールインワンの妊活向けサプリメントの開発に着手し、完成したのがメニコン初のサプリメント「プレグナ」だったのです。

――妊活から始まったサプリメント事業ですが、「目」の分野にも期待は大きかったでしょうか。

斉藤 メニコンがサプリメントを展開していく中で、やはり「目のサプリメントも有用ではないか」ということになりました。
 当然の流れですね(笑)。
 我々の屋台骨であるコンタクトのお客様は、目に何かしらの不安事を抱えています。そうしたニーズにコンタクトメーカーである我々がサプリメントを提供することができれば、相応に評価をいただけると考えました。
 そうして開発がスタートし、2015年に完成したのが、腸溶性のラクトフェリンを配合した「ラフェリアイ」という商品です。同時に「ルナリズム」という女性向けのサプリも開発しました。
 ここから我々のチャネル育成が始まります。メニコンの直営店でサプリメントを普及しつつ、当時に隆盛しはじめたEC事業にも着手したのです。

――その後、機能性表示食品も開発されていますね。

斉藤 事業が軌道に乗り始めると、次は品揃えが必要となります。目のサプリメントとしてはラフェリアイだけで展開していたのですが、2015年に機能性表示食品の制度が始まりますと、一般的な健康食品に対する広告規制が厳しくなり、思うようにアピールできない状況となりました。
 直営店で丁寧にご説明しながら普及を進めていたのですが、現場からは「もっとストレートに訴求できる商品を作れないか」という要望が出ていたのです。当時も市場にはブルーベリーやビルベリーが席巻しており、メニコンでもそうしたラインアップをして欲しい、と。
 そこで開発したのが「めにサプリ ビルベリー」です。消費者庁に届出が受理され、2019年の夏にメニコン初の機能性表示食品となりました。


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