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スーパーな利点を発揮するαオリゴ糖

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 血糖値スパイク対策に有望な食物繊維
 ご飯と砂糖、双方の血糖値対策を一手に
 第15回コサナセミナーで作用機序を解説

 /シクロケム
   東京都中央区、TEL03-6262-1511

シクロケム(東京都中央区)は、αオリゴ糖を「スーパー難消化性デキストリン」として啓蒙し、その豊富な作用機序を活用した健食開発を提案している。
 第15回コサナセミナーでは、αオリゴ糖がスーパー難消化性デキストリンとなる根拠を、蓄積してきた研究成果から明示。テレビ番組でも取り上げられた「血糖値スパイク」への有用性、デンプン・砂糖の双方による血糖値の上昇抑制、悪玉脂肪酸の選択的排出、大腸における短鎖脂肪酸の生成など一般的な難消化性デキストリンとは異なるαオリゴ糖の優れた独自性を解説した。

食後の血糖値の乱高下「血糖値スパイク」
 ――予防策は食物繊維と乳清タンパク
 血糖値をグラフ化したときに急激な上昇がトゲのように見えることからそう呼ばている「血糖値スパイク」。食後の血糖値が急激に上昇し、乱高下を繰り返す状態を指している。
 血糖値スパイクは食後に測らないと把握しづらく、気づかないうちに多くの日本人がなっているものと指摘されている。
 血糖値が140を超す回数が増えると、糖尿病の罹患リスクだけでなく、活性酸素の発生による細胞の損傷、血管へのダメージ増、動脈硬化や脳梗塞、さらには心筋梗塞を引き起こす可能性も高まってしまう。
 また、血糖値スパイクと共に問題視されるのがメイラード反応という糖化によって生成される「AGEs」だ。糖が多くなると必然的に人体を構成するタンパク質へのメイラード反応が増えることになる。
 特に肌の真皮層では、コラーゲンが張り巡らされ弾力性を保っており、このコラーゲンタンパクが糖化に侵されると弾力性が失われ、肌の老化の原因にもなる。
 そうした美と健康にとって重大な問題を孕んでいる血糖値スパイク対策には食物繊維と乳清タンパクが有用であることが知られているが、そこへシクロケム社がさらなるソリューションとして提案を進めているのが、優れた有用性データを蓄積してきた食物繊維「αオリゴ糖」だ。

スーパー難消化性デキストリン
「αオリゴ糖」
腸内細菌による発酵で短鎖脂肪酸の生成
 同社推奨のαオリゴ糖は、ナノカプセル技術によって血糖値上昇を抑制できることが分かっている。
 大きな特長は、胃の消化酵素で分解されず大腸や盲腸に棲む腸内細菌によって発酵されるという点。本来、小腸で分解された食物繊維はブドウ糖になるが、大腸で発酵されたαオリゴ糖はブドウ糖ではなく短い脂肪酸「短鎖脂肪酸」になる。
 この短鎖脂肪酸の生成が、実はαオリゴ糖の大きな優位点となっており、免疫機能の調節やミネラルの吸収促進、病原菌のバリア機能など健康に重要な役割を果たしている。

スーパー難消化性デキストリン
「αオリゴ糖」
砂糖による血糖値上昇も抑制
 一般的な難消化性デキストリンには、主食となるご飯やデンプンを食べた時のブドウ糖を抑える働きがある。これはαオリゴ糖も同じだが、違いは主食ではなく、甘いものを食べた時に現れる。
 砂糖も、ご飯やデンプンを食べた時と同様にブドウ糖に分解され、血糖値を上昇させてしまうのだが、一般的な難消化性デキストリンでは抑えることができない。
 一方のαオリゴ糖は、ご飯を食べた時だけでなく、砂糖を食べた時でも血糖値の上昇を抑制できることが解明されているのだ。
 しかも、たった10%の少量添加で成果が得られる。試験では、砂糖10gに対し、わずか1gのαオリゴ糖で血糖値上昇を抑制できることが確認された。

脂質吸収抑制作用にもスーパーな理由
 αオリゴ糖は脂質に対しても優れた研究データが得られている。1つ目は飽和脂肪酸の吸着作用だ。
 脂といっても体に悪いものもあれば、良いものも存在する。一般的な難消化性デキストリンの場合、そうした悪玉と善玉の脂肪酸を選択的に吸着することはないが、αオリゴ糖には「選択的に悪玉脂肪酸を吸着する」作用がある。
 そのメカニズムは、善玉の不飽和脂肪酸の構造が屈折しているためにαオリゴ糖の環の中に入らず、一方のまっすぐの構造をした悪玉の飽和脂肪酸は輪の中に取り込まれるというもの。

しかも、たった1日2gで成果
 脂肪酸に対してもスーパーなαオリゴ糖
 2つ目は、少量添加での吸着だ。脂肪酸に対し、通常の難消化性デキストリンは1日5gが必要とされている。一方、αオリゴ糖であれば1日2gで済むことが判明した。これは、αオリゴ糖が中性脂肪と合わさると内側に油を取り込む輪を形成し、結果として1gのαオリゴ糖で9gもの油を取り込むことができるようになるためだ。
 実際に水と油を半分ずつ混ぜ、2.5%のαオリゴ糖を加えると綺麗に乳化することも確認されている。

αオリゴ糖の乳化作用で
 青汁+牛乳の利用価値を向上
 血糖値スパイク対策には、乳清タンパクが挙げられており、そのために牛乳を飲むことが勧められているが、その点においてもαオリゴ糖はスーパーな利点を発揮する。
 αオリゴ糖を添加すれば、油分を気にすることなく生乳を利用することができる。特に、青汁を牛乳と混ぜて飲む場合に、普通であれば中々混ざり合わないものだが、αオリゴ糖の乳化作用によって綺麗に混ざり合わせることが可能となる。
 味の面で配合される砂糖に対しても血糖値の上昇抑制作用がもたらされ、さらに生乳の乳清タンパクによる血糖値スパイク対策を兼ねながら、悪玉脂肪酸の排出にも働いてくれるという一石三鳥の付加価値をもたらしてくれるというわけだ。
 この他、αオリゴ糖にはプレバイオティクスによる腸内環境の改善や、動脈硬化予防、痩せ菌と呼ばれる有用なバクテロイデスの増加、体内のアンモニア対策、制御性T細胞の増加による抗アレルギー作用など様々な有用性が解明されてきている。

 シクロケム社では、こうしたαオリゴ糖の健康価値を活用してマヌカハニー青汁などの製品企画も手掛けており、企業向けに健康食品の開発提案を進めているところだ。


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