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スポーツ分野でのヒトケミカル活用を啓発

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 エネルギー産生や抗酸化能、筋肉増強に
 CoQ10、R-αリポ酸、L-カルニチン
 γオリゴ糖で利用価値を飛躍的に向上

 /シクロケム
   東京都中央区、TEL03-6262-1511


ヒトケミカルについて、寺尾氏が詳しく解説!
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 ヒトケミカルについて、シクロケム社代表の寺尾啓二氏がラジオNIKKEI第1にて放送中のラジオ番組「健康ネットワーク」にて、2018年2月放送分の4週にわたり、詳しく解説する。※内容は、放送終了後にオンデマンドにていつでも聴講可能。
「健康ネットワーク」ラジオNIKKEI第1にて放送中
毎週月曜日 17:10~17:30/【再放送】毎週日曜日 7:10~7:30
http://www.radionikkei.jp/kenkounet/
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 シクロケム(東京都中央区)は、美容や健康増進に寄与する根幹的な栄養素「ヒトケミカル」の、新たにスポーツ分野における有用性を発信した。
 ヒトケミカルは同社が提唱する栄養カテゴリーの造語で、主に代謝能や抗酸化能を発揮するCoQ10、R-αリポ酸、L-カルニチンのことを指している。いずれも本来的に人間の体の中で作られている成分であり、始めは医薬品として開発され、後にその有用性から食品にも使用されるようになった点で共通している。
 現在、ヒトケミカルの研究開発と啓蒙を目指し、関連企業によるヒトケミカル研究会の創設が準備されているところだ。

スポーツ能の向上に「ヒトケミカル」
 同社はスポーツパフォーマンスの向上に必要な栄養素の機能性として、エネルギー産生能、抗酸化作用、筋肉増強の3点を挙げる。
 スポーツにはエネルギーを効率的に作る必要があるが、そこでヒトケミカルは重要な役割を担っている。というのも、人間が有する約60兆個の細胞には一つ一つにエネルギー産生を担うミトコンドリアが備わっており、そのミトコンドリア内部でエネルギー産生に寄与しているのがヒトケミカルなのだ。
 ヒトケミカルの産生能は20歳前後をピークに、それ以降は徐々に低下してしまう。シクロケム社は、ヒトケミカルの減少の推移が、人間の免疫力や運動能といった体の衰えを示す数値の推移とほぼ重なる点に注目。細胞数や筋肉の減少、基礎代謝力の衰えも全てヒトケミカルのピークと同様に20歳前後から始まることが知られており、身体的な能力を競うアスリートの選手寿命とも密接な関係があると指摘する。

エネルギー代謝に関わるヒトケミカル
 エネルギーは、炭水化物やブドウ糖が酸化反応することによって作られている。そこで電子の授受が行われる際に還元される物質が、ヒトケミカルのCoQ10とR-αリポ酸だ。
 CoQ10とR-αリポ酸はエネルギー産生に使われると還元体になるため、抗酸化物質として働く。つまり、体内でエネルギー産生に寄与すると同時に、抗酸化能も発揮するのだ。
 特にリポ酸は抗酸化物質として有用性が高く、体内のCoQ10やグルタチオンを再び抗酸化物質として甦らせることができる重要な抗酸化能を有している。

オリゴ糖でヒトケミカルの利用能を改善
 ヒトケミカルとしてエネルギー代謝や抗酸化に働く両素材だが、これまで課題もあった。R-αリポ酸は胃酸で壊れてしまい、CoQ10は不溶性であることから吸収性が非常に低かったのだ。また、CoQ10は食後であればわずかに吸収されるが、食前では吸収されず、一方のリポ酸は食後に摂取すると胃酸によって壊れてしまうため、両素材を同時摂取することもできなかった。
 同社では素材の利用能向上を目指して研究を進め、γオリゴ糖の包接による安定化に成功している。リポ酸はγオリゴ糖で包接することで胃酸から保護し、高い吸収性を実現。CoQ10は、γオリゴ糖の包接により一分子一分子が分散する状態となり、そのまま小腸中に運ばれて胆汁酸と出逢うと、γオリゴ糖から放たれるメカニズムで、飛躍的に吸収性を改善できることがわかった。
 また、これにより両素材を同時に摂取できるようになり、スポーツパフォーマンスの向上に働く画期的な商品開発も可能としている。

瞬発力や筋肉損傷、疲労にもヒトケミカル
 CoQ10は、スポーツ時の瞬発力に必要な筋肉中のクレアチンリン酸を維持する働きや、激しい運動をした後の筋肉の損傷抑制にも有用であることが解明されている。
 また近年、疲労の研究が進められる中で、脳内のTGF-βという物質を抑えることができれば、疲労を感じずにいられることが分かってきた。疲労を抑えるのは抗酸化能とエネルギー産生能力を高める物質であり、実際に疲労の原因物質であるTGF-βを抑える研究においてもヒトケミカルが挙げられている。

筋肉増強にヒトケミカルとフィトケミカル
 ヒトケミカルの1つであるL-カルニチンは、スポーツパフォーマンスに重要な筋肉増量や脂肪の代謝に働いているもの。筋肉を作るうえでヒトケミカルを啓蒙する傍ら、同社ではさらに植物から得られる機能成分「ファイトケミカル」のクルクミンとウルソール酸についても有用性を発信している。
 クルクミンは抗疲労や抗炎症に働くことが知られており、筋肉損傷の抑制が期待できる成分だ。一方のウルソール酸はリンゴの皮に含まれている成分であり、こちらも同様に筋肉への有用性が知られている。
 クルクミンもウルソール酸もスポーツ能に貢献する有意義な成分だがCoQ10と同様にこれまで吸収性に難があった。
 そこでCoQ10の利用能向上で培ってきた環状オリゴ糖による包接技術を駆使して研究を進めたところ、両素材ともCoQ10同様に吸収性を飛躍的に向上させることに成功。現在、ヒトケミカルと併せて2020年のオリンピックに向けたスポーツ向けの商品開発や活用を促している。


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