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腸内環境や美容に関する研究成果を解説

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 マヌカハニー(MGO)が善玉菌を増加
 包接技術で美容成分の吸収性向上
 美容液「トリプルエッセンス」

 /コサナ
   東京都中央区、TEL03-6262-1512

コサナ(東京都中央区)は、第2回コサナセミナーを開催し、マヌカハニーの腸内環境に対する機能性や美容液「シクロラボラトリ トリプルエッセンス」の作用メカニズムについて解説した。

マヌカハニーは腸内乳酸菌にプラスの働き
 「――ヨーグルトにマヌカハニーを混ぜると、乳酸菌は減るのでしょうか」。聴講者からの疑問に、寺尾代表は、マヌカハニーが腸内の善玉菌を増やす一方で、病原菌を減らすことを確認したデータを明示。マヌカハニーの殺菌能力が、あくまでも腸内環境にとってプラスに働くと解説した。 ニュース写真
 マヌカハニー中に含まれるメチオグリオキサール(MGO)は、乳酸菌のエサとなり、やがては乳酸や酢酸へと変わる。それらの物質が腸内を酸性に保つことで、乳酸菌にとって優位な環境に導くことができるという。
 同社ではマヌカハニーの殺菌能力が肌ニキビの原因となるアクネ菌に対しても有効であることを確認しており、その機能に着目したマヌカハニーの供給元であるニュージーランドのマヌカヘルス社は化粧品を開発した。また、国内ではコサナ社が「αオリゴ糖×マヌカハニー」の相乗作用の成果として「泡洗顔」を商品化している。

3つの有用成分配合「トリプルエッセンス」
 「シクロラボラトリ トリプルエッセンス」は、レチノール、コエンザイムQ10(CoQ10)、R-αリポ酸の3つの美容成分を配合した美容液。別名ビタミンAのレチノールは、シワへの有効性が知られ、大手化粧品メーカーでも使用される美容成分。同じくシワに効果を発揮するCoQ10は、薬用化粧品としても登場する高機能素材だ。R-αリポ酸は真皮において線維芽細胞の活性化に作用することがわかっており、いずれの成分も有用性の高さが評価されている。だが一方、実際に生体で利用する際にはそれぞれの成分で難点も持ち合わせていた。
 そこで、コサナ社では、世界で最も小さな天然由来のカプセル「シクロデキストリン(環状オリゴ糖)」の包接技術により、美容成分それぞれが抱える難点を克服し、肌への吸収性や安定性、血中での持続性を向上させることに成功した。

吸収性向上のカギは小腸の"胆汁酸"に
 環状オリゴ糖による生体利用能の向上は、食品分野においても同様に発揮する。
 一般的に、水に溶けた成分は体内での吸収性が高まることが分かっているが、環状オリゴ糖に包接された成分は水に溶けているわけではなく、均一に分散された状態にある。包接により吸収性が高まる研究結果が出るのには、「胆汁酸」と環状オリゴ糖との関係性にカギがあるという。
 例えばCoQ10は、水の中では凝集体として存在しているため、本来は細かく分散しないが、環状オリゴ糖で包接することにより一分子一分子を効率よく分散させることができる。
 その状態のまま小腸へ進み胆汁酸が分泌されると、環状オリゴ糖はCoQ10よりも相性の良い胆汁酸と結びつくため、CoQ10から離れる現象が起こる。つまり、体の中に吸収されやすい一分子一分子に分かれた状態でCoQ10が小腸内に放たれ、効率よく吸収されるのだ。
 このメカニズムはその他の不溶成分にも応用できるため、同社では幅広い研究を実施し、食品の機能性を高める素材として提案している。


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