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素材一つひとつにこだわりを持って開発

インタビュー写真

 「イースト×エンザイム ダイエット」
 期待に応える体感を追求して
 株式会社メタボリック

 研究開発室 室長 林智子氏
  研究開発室 室長代理 山田樹伯氏

 
山田 粒の場合、食事の前後でニーズがありますが、どちらでも大丈夫です。ゼリータイプは朝食代わり、また出先でも利用しやすいこともあり、おかげ様で好調ですね。

 ゼリーは、粒タイプ4粒分と同等の有用成分を含み、さらにビタミン・ミネラルを取り入れています。1食飲み切りなので、その分しっかり栄養を取ってもらえるようにと考えました。

――ゼリータイプは、新フレーバーを開発されました。

山田 ゼリーの「マンゴーピーチ味」は、グレープフルーツ味のフレーバー違いでラインアップしました。味を変えることによって使うシーンも変わってくると思います。
 グレープフルーツは、どちらかというと爽やかであっさりしていますので「朝」に向いているイメージですね。
 マンゴーピーチは、私の中では「3時のおやつ」やデザート感覚で使用するイメージがあります。
 重みのある味に仕上げていますので、例えば「ちょっと物足りない」「小腹が空いた」という時に、より満腹感を得られやすくなります。
 オールシーズンではあるのですが、暑い時はさっぱり系のグレープフルーツ、寒い時は重みのある濃い味の方が適しますので、そういった意味でも使い分けしやすくしました。もちろん、夜のおやつにも使えます。

――ゼリーシリーズには、ビューティ向けのザクロ&ラズベリー味も出されていますね。

 こちらはグレープフルーツ味やマンゴーピーチ味とはコンセプトが異なり、元気&ビューティ向けとして、乳酸菌やポリフェノール、セラミド、鉄分、食物繊維などを配合しています。
 女性も社会進出によって夜間に残業をこなすことも増えてきましたので、そういうシーンでも利用できるようにと考えました。ノンカフェインで使いやすく、特に女性には不足しがちな鉄分や食物繊維をしっかりと補えます。もちろん朝食としても利用できます。

――新フレーバーを出された経緯とは。

 2016年の12月に先行発売して以来、早くも3年ほどが経ちます。
 もともと2商品を店舗中心に展開してきたのですが、同じ味ですと飽きがくるお客様もいらっしゃいます。そこで新たなラインアップ、フレーバー違いの商品が出ればお客様にも喜んでいただけるのではないかと考えました。
 味ものなので「嗜好品」の側面もあります。美味しくないと続けられないので、フレーバーは重要ですね。

山田 味についても、メタボリックは素材一つひとつに選定理由を持ち、こだわりを持っています。
 今回ゼリーに採用したマンゴーも、原料には「マンゴーピューレ」を使うことによって、マンゴーを食べた充足感を強化しました。ピーチについても、果汁を取り入れています。
 世の中には香料のみで無果汁の商品も流通していますが、当社ではしっかりと果汁を入れることで続けやすい美味しさを追求しているのです。

――味にはかなりこだわりがありそうです。

 以前インタビューしていただいた「エンナチュラル」の時も同様だと思うのですが、イーストエンザイムに限らず、開発陣では美味しい物を届けたいという一心で取り組んでいます。
 味の試作は、思わずため息が漏れてしまうほど頑張ります(笑)。そのかいあって美味しさは評価いただいていると感じています。

山田 味は大変なんですよね。時間も要します。完成品に至るまで、10種類以上あるフレーバーの比率から、ゼリーの固さ、食感も含めて、さまざまな調整を施しています。普通であれば1回の試作から次の調整まで2~3週間かかるのですが短期間でお願いをして作っていただくなど、さまざまなご協力もいただきながら現在の商品となっています。

――他の選択肢として迷われたフレーバーもあるのでしょうか。

山田 何回も作っていくと段々全ての試作品が美味しく感じてしまうんですね(笑)。すると、どうしよう、と。
 やはり「どういうコンセプトで作るのか」ということですね。お客様の利用するシーンをイメージして、フレーバーの受けを総合評価して選択しました。

 最後まで残ったのがキウイとマスカット、そしてグレープフルーツでした。
 グレープフルーツなどの柑橘系は、嫌いな人があまりいません。レモンやオレンジは割と利用しやすい味として、多くの企業様が採用されています。
 なので、最初のゼリー商品は酵素×酵母という新しさを鑑み、受け入れやすさを重視して馴染みやすいグレープフルーツ味にしたのです。
 グレープフルーツ味にたどり着く前には、先に出していたドリンクタイプのブドウ味を、そのままゼリーにしようとも考えていました。ブドウ系は一般的ではあります。しかし、新商品のフレーバーとしては、それだけだと面白くない。
 そこでマスカットを加えてみるのですが、それでも普通だなと感じてしまう。キウイだと他社商品と被りやすくなってしまいます。
 グレープフルーツ味に決まっても、そこから試作を繰り返すうち、さらにゼリーの固さや味の濃淡など幾つものパターンが生まれてきます。

山田 実は表には出してはいないのですがグレープフルーツは2種類使用しています。フレーバーの強いピンク色のグレープと、果汁のジューシー感を出す通常グレープフルーツです。
 グレープフルーツ果汁はどうしても苦味が強く、キャンドルブッシュの苦味と合わせると掛け合わせでより苦くなってしまいますので、その調整には苦労しましたね。お客様の声を確認するホームユーステストの手順も踏み、意見を反映させながら開発しました。
 また味以外のところで、サイズに関しても、通常の180gや200gのゼリーだと、女性は食べきれない場合があります。大体残ってしまうんですよね。そこで1個で満足できる程よい量にも配慮して設計しました。

――健食素材の選定でポイントにされていることはありますか。

 例えば植物発酵エキスですと、最終的に賦形剤やデキストリンでパウダー化しますので物理的にどうしても配合量は限られてしまいます。
 そこで濃度を高めるため、もともと野草の繊維を含んでいる植物発酵エキスを選定しました。野草の繊維を生かすことで、加えるデキストリン(食物繊維)の量を抑えることができるのです。
 また、陶製の甕(かめ)で発酵・熟成させているもの、しっかりと現場まで追うことのできるもの、工場での発酵から熟成まで見せてもらえることなどを重視しています。原料が見えるという点が重要ですね。


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