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素材一つひとつにこだわりを持って開発

インタビュー写真

 「イースト×エンザイム ダイエット」
 期待に応える体感を追求して
 株式会社メタボリック

 研究開発室 室長 林智子氏
  研究開発室 室長代理 山田樹伯氏

全国のドラッグストアや量販店を中心にダイエット、美容、健康向けの様々な食品ブランドを展開している株式会社メタボリック(東京都渋谷区)。今回は、ダイエット向け健康食品ブランド「イースト×エンザイム ダイエット」の商品開発について、コンシューマーマーケティング本部研究開発室室長の林智子氏と同室長代理の山田樹伯氏に聞いた。

――「イースト×エンザイム ダイエット」の開発経緯と重視されたこととは。

 イースト×エンザイム ダイエットを発売した2013年当時、世の中には酵素系サプリメントが数多く出ていました。その利用目的はダイエットや健康管理など購入者によって様々で、意外と皆さん“何に良いのか”という点があいまいでした。
 昔ながらの酵素商材もある中で「なんとなく良さそうだから」という理由で使用する方が多かったのです。 インタビュー写真
 そうした状況の中で、メタボリックとして、どのように商品開発を考えるべきか。一番重要視したのは、やはり「体感性」を担保することでした。我々開発者としては、ただ酵素が入っているというだけでは商品化したくなかったのです。
 そこで、潜在的にダイエットに対する期待値が高かったことを考慮し、ダイエット方面での有用性を担保することにしました。素材を探した末、今まで市場になかった“酵母”を取り入れることにしたのです。

――イースト×エンザイム ダイエットに取り入れた酵母ペプチドとは。

 酵母を低分子化した「酵母ペプチド」というダイエット向けの食品原料があります。韓国ではダイエットへの有用性で特許を取得しており、酵素商材に配合することで、ダイエットをサポートしつつ酵素の良さを引き出すことができます。
 この素材によって、皆さんが酵素商品に寄せる期待に応えつつ、メタボリック社ならではの特長を持たせることができました。

――数ある素材の中で、酵母ペプチドを選ばれたわけとは。

 当時、酵母ペプチドはまったくの新規原料ということではなかったのですが、日本企業の中ではまだマイナーで、配合されている商品もそれほど多くはありませんでした。
 しかしながら、「酵素」というワードを持つ商品カテゴリーと、言葉的にも通じている「酵母」の組み合わせには、当時から大きな可能性を感じていたのです。

山田 酵母のほか、体感性のためにキャンドルブッシュを中心にすっきり系の素材を配合し、トータルにサポートする処方を組んでいます。

――どういった利用者層を想定されていましたか。

 酵素が流行り始めた頃でしたので、流行に敏感な若い女性が対象でした。メインチャネルがドラッグストアになりますので、店舗の利用者層を意識して30~40歳代の女性を中心に想定して作っています。
 商品コンセプトは、デトックスニュアンスを含んだダイエットですね。中からキレイに、すっきりとしていくことを目指していくものです。
 ブランドの横展開として美容のための乳酸菌を配合した「ビューティ」や、代謝とむくみ改善を重視した「クリーンプラス」といった商品もラインアップしています。シリーズを通して様々な商品を出していますね。
 ビューティでは、美発酵フローラと表現していますが、腸内フローラを整えることを目指して、肌に対するエビデンスを有した植物性の乳酸菌を2種類取り入れました。
 腸内をきれいにし、美容に良い成分を取り込みやすくして、インナービューティを後押しするコンセプトです。美容成分としてはセラミドとシステインペプチド含有酵母エキスを使っています。

山田 こちらのビューティも発酵物と植物だけを使用しています。表立っては言っていないのですが、根底には、動物系は使わないという考えがあります。

 酵素商品やスムージーを利用される方はそうした志向が強い傾向にありますね。

山田 クリーンプラスについては、体のめぐりに対応した体感を出すために、コーンシルクやヒハツ、メリロートを配合しました。イメージ的には水分の流れを良くする素材です。溜まっているものをすっきりと促し、むくみ対策をしていくために開発した商品となっています。

――「イースト×エンザイム ダイエット」はリニューアル後、さらに素材を付加されています。

 発売当初、植物発酵エキスの発酵植物は100種類でしたが、リニューアル後は200以上としました。そのタイミングで、同じ発酵素材として組み合わせの良い発酵食物繊維を取り入れています。お通じの体感性のところで、お客様の期待値により応えられる商品になったかと思います。
 発酵食物繊維は、サトウキビを発酵させた製法特許を取得した原料になります。普通の難消化性デキストリンとは異なり、発酵することでポリフェノール類が増加しているのです。
 一般名称では発酵サトウキビ繊維になりますね。
 酵素商品は発酵がポイントですので、発酵によって生まれる食物繊維の健康価値を利用しようと考えました。

山田 酵素、酵母、食物繊維も、普通に取り入れるのではなく、メタボリックならではの考え方で採用しています。理由も一つひとつこだわっていますし、体感性を担保できるものを選んでいることが特長ですね。

 よく若い女性がダイエットをしていると、基本的な栄養が不足しがちになりますので、リニューアル後にはビタミン・ミネラルを含む酵母を、計13種類を配合しています。

山田 ただ体重を減らすのではなく、やはり健康的にダイエットを行っていく必要があります。基本的な栄養はちゃんと取り、余分なものは除いていくということですね。

――利用者の反応はどうでしょうか。

 クチコミサイトに寄せられた購入者の感想では、開発側が狙った通りのお通じなどの体感性の他に、睡眠に関することなど意外と体質面でもポジティブなコメントを頂いています。太りにくさや体調、肌の調子に関するお声も上がっていました。不足しがちな栄養素を取り込むことで調子を整えられるということが分かります。

――利用シーンについてはどうでしょう。

 カット系ではないので、利用シーンは選ばないですね。同ブランドの中でファスティング用のドリンクタイプがありますが、こちらは食事の置き換えで使っていただいています。普段は持ち歩ける粒タイプで、週末は家でファスティングをされている方もいます。


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