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手軽に「プチっと」アロマで導く健康習慣

インタビュー写真

 100%天然オイル「アロマサプリ」
 プチっと押すだけ設計でアロマを身近に
 エステー株式会社

 ビジネス開発事業部事業部長 岡部豊氏
  R&D部門商品開発第3G 山崎美香氏

――空気をかえよう。
 掲げる企業スローガンのもと「消臭力」「ムシューダ」「脱臭炭」など、においと香りにまつわる様々な商品開発を手掛けてきたエステー株式会社(東京都新宿区)。今回は、ヘルスケア分野で展開されるブランド「アロマサプリ」について、事業統括部門 ビジネス開発事業部 事業部長の岡部豊氏とR&D部門 商品開発第3グループの山崎美香氏に聞いた。


――“におい”に特化した多数の商品ブランドを展開され、アロマではヘルスケア分野にも参入されました。

岡部 当社は「空気をかえよう」というスローガンを掲げ、家庭で使用する消臭剤や芳香剤の開発を主事業としています。家庭内の消臭、あるいは香りで暮らしを快適化することを目指しています。
 ただ、どちらかというと、アロマは日本市場で「香りを楽しむもの」「いい香りのするもの」として位置づけられています。 インタビュー写真
 アロマセラピストのような専門家もいるのですが、初めて使用する際や初心者の方にはアロマオイルの量や香りの種類が分からないとハードルが高いものです。
 一方、フランスなど海外でアロマは「アロマ療法」として薬局でも取り扱われているのです。代謝促進に処方されるなど、実は健康とも深い関係性があります。

――日本で、アロマの健康的な側面にスポットライトを当てたわけですね。

岡部 嗅覚は人の五感の中で唯一、脳にダイレクトに関わると言われており、嗅覚はわずか0.2秒の速さで脳に届くそうです。「アロマサプリ」はこの「香りは脳に直接届く」という特性に着目したヘルスケアです。現在、女性の社会進出が進んでいることや「ストレス社会」と言われている中で、心と体のケアや、高齢化社会などの現代社会のニーズに“機能性アロマ”で応えたいと考えています。
 機能性アロマは毎日の暮らしを元気にしていく。それが「アロマサプリ」ブランドとなります。

――アロマサプリの商品ラインアップについて。

岡部 アロマサプリは「頭脳のチカラ」と「アロマセラピスト」という2種類を展開しています。
 頭脳のチカラ・シリーズでは、仕事や家事の前にスイッチオンで気分を高める昼用タイプと、眠る時に気分を落ち着かせて翌日に備える夜用タイプがあります。
 アロマセラピスト・シリーズではリラックスやリフレッシュなど、シーンに応じて選べる4つのアロマを、日本を代表するアロマセラピストの和田文緒氏によるレシピで作りました。
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――アロマオイルは、ブレンドによって訴求が分かれるものなのでしょうか。

岡部 心安らぐ香り、心整える香りなど、精油の種類、ブレンドによって香りは異なります。「アロマサプリ」は100%天然精油のみを数種類ブレンドしており、生産地にもこだわっています。

――奥深いですね。ヘルスケア分野に参入した「アロマサプリ」の特長とは。

岡部 一言でいうと「手軽・気軽・簡単」に使いはじめてもらえる、アロマのエントリー商品のような位置づけです。
 専門店に足を運び、自分の気分に合わせて数十種類もある精油の中から選ぶことは大変で初心者にはハードルが高いのが難点でした。
 気分に合わせてブレンドされたアロマオイルなら、低いハードルで手軽にはじめてもらえるのではと思いました。

――それなら難しいことを考えなくても使えますね。その他の特長はどうでしょう。

岡部 もう一つのこだわりは「アロマオイルの使い方」です。
 アロマのディフューザーには水や電気を使うものが多く、準備や後片付けで手間がかかるものが多かったり、また比較的高額だったりもします。
 我が家でも2台ありましたが、置き場所に困ったり、準備が面倒であったりと苦労していました。そうした経験もあり、手軽さを重視したのです。
 そこで当社でも使いやすさに配慮して、表面に細かいスリットを入れることで揮発性を高め、数滴垂らすだけで香りが広がる皿状の「置くタイプ」など、3種類のディフューザーを販売しました。

――アロマのユーザビリティを向上してきたわけですね。

岡部 そうした「使いやすさ」「手軽さ」を、とことん突き詰めたのが2018年11月に発売した「プチっとアロマ」になります。
 周囲の人に影響せず自分のプライベート空間で使用することができ、アロマオイルが入った表面真ん中の膨らんだ部分をプチっと押し水平に置くだけで、アロマの香りを嗅ぐことができます。


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