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資生堂初の「健康」に導くブランドへ

インタビュー写真

 新サプリメントブランド「N.O.U」
 健康の土台となる「脳腸相関」に着目
 資生堂ジャパン株式会社

 ビューティーフーズマーケティング室
  食品ブランドグループ 長谷川亜弥氏

世界的規模で「美」の社会価値を生み出している資生堂株式会社(東京都港区)。今回は新ブランド「N.O.U(エヌオーユー)」について、資生堂ジャパン株式会社(東京都港区)プレステージブランド/専門店事業本部 専門店マーケティング部 ビューティーフーズマーケティング室 食品ブランドグループの長谷川亜弥氏に聞いた。

――2018年4月スタートの新ブランド「N.O.U」とは。

長谷川 N.O.Uは、健康でアクティブな毎日をサポートするサプリメントブランドで、「Healthy & Go!」というキャッチコピーを掲げています。
 メインターゲットは40代以降の女性です。 インタビュー写真
 男性もそうだとは思うのですが、大体30代の後半から40代になると、女性にはさまざまな体の変化が現れてきます。

「外出を楽しみたいけど、今日は遠慮しようかな……」

 そうした消極的な気分になったり、原因は分からないけれど、どこか調子が悪いような気がしてきたりする。
 病域、つまり病院に行くまでもないけれど何か調子が悪い。だから億劫になって家の中に閉じこもってしまったり、膝が弱くなってヒールを履くのをためらったり、友達とバス旅行したいけどトイレが気になって断念したり。
 年齢の変化によって、やりたいことが邪魔されてしまうわけです。
 その「以前と調子が違ってきたな」と感じる方々に対して、アクティブな毎日で人生を充実させて欲しいというメッセージを込めています。

――健康から美容を生んでいくという新たな展開になるでしょうか。

長谷川 美容を追い求めていく中で「健康」に広がってきたということですね。
 実は、世の女性たちの意識が「健康であることが美しい」という考え方に変わってきたのです。
 これまで、美しさとは単純に“キレイ”や“美人”であることでしたが、“健康”という土台があって、その上に美しいが成り立つという認識が広まってきました。
 そこにフォーカスして立ち上がったのが「N.O.U」ブランドです。当社は「美」に特化してきましたが、今回は資生堂初めての「健康ライフ」へと導くブランドになっています。

――新しい方向性のブランドなのですね。

長谷川 ネーミングの仕方も以前とは異なります。これまで「コラーゲン」「グルコサミン」「DHA」「プラセンタ」「ヒアルロン酸」など、成分名を掲げることが多く、市場においてもそうした商品が多数見受けられていました。
 しかし、このN.O.Uは女性たちが毎日アクティブに楽しく過ごしていけるようにとの願いを込めて「ニュートリション オブ オプティマル ユーティリティ:適切な有用性のある栄養)と、これまでにない新しいスタイルで名前を付けているのです。

――健康ライフへ導くために、何か着目されたことはありますか。

長谷川 N.O.Uブランドは「脳腸相関」という考えに基づいて開発しています。脳腸相関というのは、生物にとって重要な器官である脳と腸が互い密接に影響を及ぼしあう状態を示すものです。
 局部的に問題があれば、その該当箇所を処置すればいいのですが、全体的に調子が悪く、機能が低下してくると、やはり全体を底上げしていかなければなりません。
 そうした時に、脳と腸の相関関係が大事になってくるのです。人間の体は脳だけでなく、また腸だけでもなく、お互いが相関しあって全体を司っています。
 脳と腸は繋がっていて、例えばですが、緊張するとお腹がゆるくなります。互いに反応しあっているため、脳の指令をコントロールできれば腸も安定しますし、逆に、便秘をなくすことで脳に感じる不快感を軽減することができます。
 脳腸相関のバランスを崩してしまうと、ホルモンや内分泌系、免疫系の調子にも関わり、その結果、骨や筋肉、肝臓など様々な部位にも影響してくるのです。

――商品ラインアップはどのようにお考えになったのでしょう。

長谷川 N.O.Uのブランドは、生活習慣にアプローチすることでヘルシーライフの実現を目指しています。
 そのため、それぞれの生活スタイルに合わせて商品を選んでいただけるように基礎アイテム、機能アイテム、生活習慣アイテムの3群に分けて「ザ・サプリ」「ヘルシービネガー」「ヘルシーティー」「サプリ フローライザー」「サプリ ジョイナー」の5品を配置してスタートしました。
 中心となるのが脳腸相関に基づいて開発した「ザ・サプリ」というサプリメントです。脳と腸へアプローチするのであれば、まずはこのザ・サプリをベースにお使いいただくことになりますので「ベースサプリ」と呼んでいます。
 しかしながら「まだサプリメントを取るまでもない」という方もいらっしゃいます。「でも何か始めてみたい――」そうした場合にも入り口として選択していただけるヘルシーティーを開発しました。普段お使いのお茶に置き換えていただくだけで、健康的な生活が手に入るというコンセプトです。
 
 
 
 
 
 
 
 


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