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母と子の健康を支える永谷園の新青汁

インタビュー写真

 「子供と一緒においしい! フルーツ青汁」
 味ひとすじを基本に新部署で健食展開へ
 株式会社永谷園

 健康食品営業部 企画課
  課長代理 新海裕子氏


――味は和風が基本でしょうか。

新海 例えばカップスープであれば、OLさんをターゲットにしていましたので、当時から洋風の味も出していました。今ですとココナッツカレー味なども出しています。
 2017年には「冷え知らず」さんでスティックドリンクタイプも販売していますし、いろんな商品展開を考えていきたいですね。

――健康素材を選定される際に、ポイントにされていることはありますか。

新海 青汁は該当しないかもしれませんが、「冷え知らず」さんシリーズで言えば、女性の美と健康を考えた食品が少ないという点から端を発し、サポートできる素材を探索しました。ニーズからスタートしているわけですね。そこで、ポカポカ食材としてよく知られている生姜を用いたのです。おかげさまで10年以上にわたってご愛顧いただいています。
 「くらしの和漢」については、健康意識の高い女性が和漢素材に高い関心を抱いているという背景があります。こちらも食品としてあまり世の中に出ていないことがポイントですね。最近は和漢素材を使った他社様の商品も増えてきましたが、そういったニーズの掘り起こしをしてきたのがくらしの和漢だと思います。

――今後、機能性表示食品や青汁以外の商品展開もお考えはありますか。

新海 新商品の準備も着々と進めています。機能性表示食品も積極的に考えていきたいですね。世の中の健康志向の流れを汲むならば、トクホではないにしても機能性表示食品は展開すべきだと思っています。すでに、血圧が高い方の血圧を下げるギャバを関与成分とした機能性表示食品のカップのお味噌汁「いたわりみそ汁」を発売しています。
 分かりやすい商品になるのであれば制度を活用したいとは思いますが、ただ、機能性表示食品ありきではなく、お客様にとって価値あるものであれば、幅広く色んな商品を考えたいと思っています。ニーズを基に、永谷園で作れるものであれば積極的に開発していきたいですね。

――余談ですが、こだわりのお茶づけの食べ方を教えてください。

新海 夏ですと、冷やし茶づけですね(笑)。
 氷を入れて水出しにするだけでも美味しいのですが、炊いたご飯を一度洗ってぬめりを取り、さらさらにしておくとより一層美味しくお召し上がりいただけます。「冷やし塩すだち茶づけ(塩分・ミネラル補給)」など、さっぱりとした味わいの冷やし茶づけ専用商品もあります。
 永谷園では春夏・秋冬限定など季節品などさまざまなメニュー展開をしており、200~300もの商品があります。どうしてもお茶づけのイメージが強かったりするのですが「こういう永谷園商品もあるんだ」と驚かれる商品も多数ラインアップしています。

――夏場の塩分やミネラルといったところにも気を使われているのですね。

新海 夏場は汗でどんどん塩分が失われていく季節です。そういった面で、お茶づけは塩分がしっかりと利いている特長がありますので、そうしたことを生かして、さっぱりと美味しく塩分やミネラルを補給できる商品に仕上げています。
 昨年も出していましたが、実はとても人気のある商品でして、部活に励む学生や屋外で働かれている方に多く利用されています。

――世の中の健康志向の状況について。

新海 健康志向は高まっていると感じています。お茶づけ等商品と健康食品事業とでは商品企画を住み分けているのですが、従来の永谷園商品を検討している部でも、例えば、減塩のふりかけや減塩のお味噌汁をラインアップするのが基本になっています。健康面に着目した商品展開も、多くの企業が乗り出しているところではないでしょうか。

――最後に、永谷園さんの開発マインドとは。

新海 ――味ひとすじ、ですね。
 やはり美味しくないと続きません。食べて楽しいという精神性は非常に大事なところだと思います。あまりストイックにならないような健康志向の商品を展開していきたいですね。通常の食生活で美味しく健康を維持していくというのが永谷園らしいスタイルだと思います。

――ありがとうございました。


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