HOMEインタビュー一覧 ≫ 「スカルプD ノコギリヤシ青汁」インタビュー(2)

予防医学を掲げ、インナーケアの浸透へ

インタビュー写真

 「スカルプD ノコギリヤシ青汁」
 男性の悩みにフォーカスした新コンセプト青汁
 アンファー株式会社

 予防医学事業部 医薬開発研究科
  博士(農学) 長田康孝氏


 ただ男性の悩みを解消するというだけでは、サプリメントでも構わないわけです。そうではなく、何かをしながら+αの価値を加えることが重要です。
 青汁は日常生活で野菜不足を解消するために飲まれていると思うのですが、そのベースには「健康のために」があります。
 そこに男性の悩みへのサポートが追加されたならば、対象となる方々にとってはやはり嬉しいと思うのです。
 もともとスカルプDシャンプーも「髪を洗う」ということに加えて「頭皮ケア」ができる+αの価値が付いています。これも「~しながら、~できる」ですね。今回の青汁も、健康のために飲みながら男性の悩みをケアできるという考え方なのです。

――青汁に取り入れる成分選定について。

長田 青汁の開発が決まった時に、どんな成分を取り入れるべきかという議論をし、男性の頭皮の悩みにイメージのある成分について、会員様にアンケートを実施しました。結果として、ノコギリヤシと亜鉛が多かったのです。
 ノコギリヤシを知っている人については、半分以上の方がイメージをお持ちでした。気にしている人にとって、ノコギリヤシはやはりイメージのある成分なのです。
 さらに言えばノコギリヤシの葉は緑ですので、青汁ともマッチしています。

――ノコギリヤシといえば、ソフトカプセルのオイル品が多いですが、今回どのように青汁に取り入れたのでしょう。

長田 実際に見てもらうと分かるのですが、青汁の表面に浮かんでいる白く細かい点がノコギリヤシになります。
 もともと弊社ではノコギリヤシのサプリメントを出しているのですが、そのノコギリヤシはオイルでソフトカプセルに入っています。しかし、今回の青汁には「粉末化したノコギリヤシ」を採用しています。
 ノコギリヤシを粉末化することで様々な成分とブレンドできるようになりました。他成分との組み合わせが叶ったおかげで、この青汁商品が実現しているのです。

――他にお考えになった素材などはありますか。

長田 認知度でいくと亜鉛ですね。
 選定の際には、その素材の有用性を求めていかなければいけないと考えています。第一にそこをクリアしていくことですが、一方で、いくら機能があったとしても、お客様が買っていただく際にご自身でイメージできないとなかなか買ってもらえません。いいモノばかりを詰めたとしても、それが響くかどうかは難しい問題です。薬ではないですし、どう表現するべきかの課題もあります。
 今回はちょうど、有用性も認知度も十分に期待できるノコギリヤシがありましたので、迷わずに選定することができました。
 また、ノコギリヤシのもう一方の顔として、前立腺肥大に対する多くの研究が行われているという側面があります。商品として訴求することは出来ませんが、他社様がCM等で活発に啓発されておられますし、弊社としても男性に特化した開発を行っている関係上、そうした悩みに対する研究成果があるというのはポイントでした。

――開発するうえで、ノコギリヤシの味はいかがでしたか。

長田 初めてノコギリヤシの原料を口にしたとき、馴染みのない味だったのを覚えています。同時に、しまったなとも思いました(笑)。どうマスキングしたらよいかを味の判定のところで悩みましたが、試行錯誤を繰り返すうち、徐々に味も改良されていきました。
 原料もいろいろなところから集めて、この原料だとどうか、あの原料だとどうかということを確かめながら、味として一番目立たない原料を選び出しています。
 また、安定供給というのもポイントでした。ノコギリヤシは産地がアメリカ・フロリダ州に限られ、その地域での取れ高がなくなってしまうと途端に原料が閑散としてしまうのです。すると価格が高騰するんですね。商品を供給する側として、急激な値上がりは困ってしまいます(笑)。なので安定して供給していただけるという点も、原料選びの1つのファクターになっています。

――青汁にノコギリヤシは色々と課題があったわけですね。

長田 サプリメント業界のお詳しい方からすると「なぜ青汁にわざわざノコギリヤシを選んだのか」と思われるかもしれません。馴染みのない味なのに、供給面に不安があるのに、原価が高いのにと(笑)。ですが、そこへチャレンジするところがアンファーらしさかなと自負しています。

――ちなみに、女性向けとしてはいかがでしょう。

長田 女性ですと、こうした悩みは男性よりもご高齢の方が多いので年齢的に異なる層になるとは思うのですが、もちろん女性や年配の方にも飲んで頂ける商品となっています。

――味の設計について教えてください。

長田 味にはかなりこだわりました。
 試作品の段階で市場の青汁と比較しても飲みやすくはしていましたが、社内でも皆に飲んでもらっています。また、特に対象と思われる層にはアンケートを取り、どの味が適当かも調査しています。
 不味くても健康になるなら続けてみようというのが、これまでの青汁の在り方だったと思います。市場を見ても、そういう青汁はあります。


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