HOMEインタビュー一覧 ≫ 「スカルプD ノコギリヤシ青汁」インタビュー(1)

予防医学を掲げ、インナーケアの浸透へ

インタビュー写真

 「スカルプD ノコギリヤシ青汁」
 男性の悩みにフォーカスした新コンセプト青汁
 アンファー株式会社

 予防医学事業部 医薬開発研究科
  博士(農学) 長田康孝氏

2017年10月に創業30周年。スカルプDシリーズをはじめ、化粧品、食品など、さまざまなエイジングケア商品・サービスを企画・研究・販売しているアンファー株式会社(東京都千代田区)。今回は、男性の悩みに寄り添う新コンセプト商品「スカルプD ノコギリヤシ青汁」の開発経緯について、予防医学事業部 医薬開発研究科の長田康孝氏に聞いた。

――新しい青汁商品など健食分野でも積極的に開発されていますが、現在の方針とは。

長田 アンファーは予防医学を掲げています。主なブランドは「スカルプD」「スカルプDのまつ毛美容液」「ドクターズ ナチュラル レシピ」「DOU-ドウ-」の4つです。 インタビュー写真
 中でも、スカルプDやまつ毛美容液というのは、頭皮や目元など主に見た目をケアしていくブランドになります。
 見た目をケアすることによって、気持ちもケアしていけるようになりますよね。これまではそこに注力していました。
 しかし今は、内側からケアしていくことを目指しているのです。
 ドクターズ ナチュラル レシピのブランドも、インナーケアへの取り組みの一環としてクレンズフードに着目しています。食事の中に予防医学を取り入れることがテーマですね。
 最近「寿命は100歳を超えるようになるかもしれない」と冗談のように言われていますが、予防医学の浸透によって、いつか本当に「100歳になっても走り続けられるような世の中」を創っていきたいと思っています。また、実現させていかなければなりません。

――アンファーさんといえばスカルプDのイメージがありますが、ブランドの誕生経緯とは。

長田 開発のきっかけは、懇意にしていただいていたヘアケア専門クリニックから、患者さんが使うシャンプーについて弊社に相談があったことでした。
 女性向けのクリニックもあるのですが、アンファーという会社の立ち上げ以前から男性の悩みに対応したクリニックと関係があったことから、スカルプDというシャンプーが誕生してきたのです。

――近年はシャンプー以外のスカルプD商品も展開されています。

長田 従来、スカルプDはアウターケアの領域、特にシャンプーとしてのイメージが強かったと思います。
 しかし現在、弊社がスカルプDのブランドとして目指しているのは、外側からだけでなく内側からもサポートをしていくことです。
 本格的にサプリメントを展開し始めてから3、4年ほど経ちますが、今やっと、サプリメント市場における頭皮ケアのカテゴリーが認知されるようになってきました。
 弊社が青汁以前に、他のサプリメントやプロテインなどの商品を地道に出し続けてきたことが、市場形成に結びついたと思っています。今後もこのカテゴリーでのインナーケアの先駆けとして取り組みを進めていきたいですね。

――今回、スカルプDブランドの青汁を開発された経緯とは。

長田 スカルプDのインナーケアを広めるためにはどうすればよいか。少なからずラインアップを増やしてきた中で、次はどこへフォーカスしたらよいか。
 そうしたことを考えながら、お客様が何を求めているかを調査しますと、近年はプロテインも伸長していたのですが、やはり青汁が定番的だったのです。
 20年ほど前から登場してきた青汁は当初、苦味を中心とした設計から始まりましたが、今や様々な志向の商品が登場してきています。市場規模は790~800億円ほどありますが、年々微量ながらも伸びているのです。しかも、通販における伸び率が高い傾向にあります。
 そうしたことを見ていきますと、弊社とマッチしているな、と。
 他社様の青汁商品群を俯瞰しますと、健康訴求の要素がとても強く感じられます。男女問わず、特に昔は年齢層の高めの方が愛用しているイメージもありました。しかし、最近では若年の方も野菜ジュースでは物足りないと感じており、栄養不足を青汁で補う方もいらっしゃいます。健康志向の高まりから、以前よりも青汁を飲む方の裾野が広がっているわけです。
 しかしながら、青汁は健康全般を支えるというイメージから、市場には男性にフォーカスした商品はほとんどありませんでした。
 ヨーグルトと一緒だと思うのですが、青汁やグリーンスムージーなどは家族皆で飲める商品となっていますし、また、そういったことを狙ったものがたくさん出回っています。
 そこへ弊社が投入しても勝ち目はありません。では、弊社なりに何ができるのか。考えた末に行き着いたのが、男性の悩みに特化した青汁だったのです。

――青汁以外の選択肢もあったのでしょうか。

長田 開発の際には、男性がよく飲んでいるものについて様々な意見を交わしました。男性においては圧倒的にコーヒーを飲む率が高いことなど、色々と考慮をしたのですが、それでも弊社として重視したのは「何かをしながら悩みを解決できる」という点でした。


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