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5種類の味と5種類の栄養機能を1つの青汁商品で

インタビュー写真

 ブランド設立40周年を迎え、オリジナル青汁を企画
 「日本直販5種の青汁 彩(IRODORI)」
 トランスコスモス株式会社

 日本直販事業 事業推進部 西村昌人氏
  マーケティング部MD課 平崎隆史氏


――斬新なパッケージデザインとなっていますね。 インタビュー写真

西村 青汁らしさを取り除いているところはあります。全体的にモダンで、高級感のある「和」のデザインに仕上げました。
 水彩画タッチを採用し、栄養が吸収されていくようなイメージをもって、特別な青汁感を出しています。柄は目や筋肉繊維、骨などのイメージを取り入れました。
 パッケージ上の商品ロゴには、種類が5つあることを象徴しており、角度を変えると色が変わるホログラムを採用しています。日々飲んでいるとどうしても飲み忘れがありますので、お客様目線でパッケージの中には「飲み忘れ防止カレンダー」も載せています。
 弊社の20代メンバーからもパッケージは好評でして、このパッケージであれば会社に持参したい、といったお声もありました。また、今までお声のなかった若年層向けの媒体からも取材依頼が来るようになりました。そうした状況もありますので、最近、私はあまり「50代以上」とは言わなくなりました。すべての女性の方へ、と言っています(笑)。
 自分達で枠を作る必要はないなと。女性をターゲットにとも言っていますが、栄養機能は男性の方にもリンクしており、生活するうえで必要な栄養機能を配合できたと思います。

――苦労した点はありますか。

平崎 味が5つとも違いますので、つまりは5種類の青汁商品を同時に作ったことになります。やはりそこが一番苦労しましたね。
 同じ業界の方からも5種も作ったのですか…! と驚きのお声を頂戴しています。開発に苦労されている方からみれば、そうした部分も理解いただけるのかな、と。

西村 「5種類も?!」と。そこが一番びっくりされるところですね。「そんなに必要ですか? そこまでするところないですよ」と(笑)。味を変えたリスクは承知しているのですが、ある意味で反響があったのだと思います。
 商品の販売はまだテスト的に進めている面もあります。弊社の想いがどういった形でお客様に届くのか。お客様に興味を持っていいただける見せ方はどういったものなのか。答えを模索している最中ですので、これからの取り組みで最善の方法を探り、そして拡販に繋げていきたいと考えています。ここからがスタートですね。

――そのほか、開発でこだわった点はありますか。

平崎 今回のメインは5つの味と5つの栄養機能なのですが、そのほかにも「原料」にもこだわっています。
 主原料の一つである大麦若葉は、島根県産の有機大麦若葉を使用しました。また青汁原料は九州をイメージする方が多いと思うのですが、全国で初めて桑の葉の有機JAS認証を取得した島根県に着目したのです。島根産の有機桑葉(Q3MG)は島根県産業技術センターと島根大学医学部での研究も行われており、自治体自体が他社さんとの差別化を図っている点も魅力でした。
 この、産地が「島根県」と特定できることが大きなポイントになっています。安定供給の面から県名まで出すのは中々難しいものです。世にある青汁商品を見ていても国産や九州産といった括りまでですが、そうした中で県名まで出せるのは強みです。
 産地が見える、農家が分かる――。
 日々飲む青汁ですので、そこに安心感をもってもらうためには必要であると考えました。
 お客様に安心して頂けるものを届けたいという想いがありますので、私自身も島根県に直接出向いています。実際に収穫の体験現場で桑も収穫し、生の葉を口にしました。
 島根県は土壌が清浄で、豊富な栄養を運ぶ『一級河川「江ノ川」』もあります。そうした土壌で栽培される桑や大麦は、その分栄養価が高くなっています。
 数ある原料の中でも、産地や農家の方の名前など、細かいところまで見える安心感は一番の選定理由ですね。そこが、弊社から見てもそうですが、お客様目線で最も大事ではないかと思います。

西村 やはり対面でお伝えすることができない分、産地特定が安心に直結するところだと思います。

平崎 他素材については、有機のアガベイヌリンも使用しています。リュウゼツラン科の植物で「アガベ」というテキーラの原料があるのですが、そこから採取した水溶性の食物繊維がアガベイヌリンです。味をまろやかにすることと食物繊維による便通の体感性を意識して採用しました。
 また、最近は低GI食品としてアガベシロップに人気が出ており、お菓子やスイーツにも使われるようになってきています。同様の使途で、よく難消化性デキストリンが配合されますが、そうした商品との差別化にもなります。

――最後に、開発への想いをどうぞ。

西村 ただ商品を作るというのでなく、日本直販事業でのお買い物に、価値を感じられるかどうか――。そこに重点を置きます。
 お客様に「日本直販5種の青汁 彩(IRODORI)」を通じて幸せと喜びをお届けできればと想いを込めています。

平崎 「日本直販5種の青汁 彩(IRODORI)」は生活に彩を添えて、健康で長生きをしていただきたいという想いを込めています。弊社が自分たちの満足で終わらないような商品の開発を、これからも心がけていきたいと思います。

――ありがとうございました。


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