HOMEインタビュー一覧 ≫ ロート製薬株式会社「セノビック」2017(5)

健康を支える「薬に頼らない製薬会社」へ

インタビュー写真

 環境や雰囲気を変える本気の健康経営を
 成長期を応援「セノビック」
 ロート製薬株式会社

 取締役副社長 海外事業・技術担当
  兼CHO ジュネジャ レカ ラジュ氏

 
――そのほか、セノビックの特長はありますか。

ジュネジャ 自分で作れることが、子どもたちにとって楽しみの一つとなっているようです。自分で作る楽しさというのは、食育にもつながります。親と一緒に作ったり飲んだりする喜びを経験することができれば、また自主的に飲みたい、作りたいと言ってくれるようになります。
 セノビックを体験できるイベントを開催していますが、そこでも、子どもたちは一生懸命に作ってくれていました。そういった機会での、お母さんとお子さんとの対話も大切です。
 我々は健康的な環境を作っていくことも重視していますので、子供たちに食べる喜びも提供していきたいですね。
 また、栄養素が大切という観点もあるのですが、成長期にはそれだけでなく、やはり運動も大事です。きちっとした睡眠も必要です。あらゆる面でバランスが大切ですね。
 精神的な面も含めて多角的に健康を捉えていくのがロート製薬の姿勢です。

――セノビックの今後の展望とは。

ジュネジャ 成長期のお子様を応援したいということで始まったセノビックも、2017年でちょうど10年目となります。これまで通販でやってきましたが、おかげさまでシリーズ累計1000万個以上となりました。お子さんにはもちろん、お母さんにも評判は良いです。
 評価される商品ブランドになってきましたので、国内だけでなく、これからは海外にも広げていきたいと考えています。スポーツを支援したり、チャネルを広げたりと、色々考えていることはあります。
 すべては言えないですね(笑)。

――最後に、ロート製薬の食事業の展開について教えてください。

ジュネジャ セノビックだけでなく、ロート製薬の食事業というのは、製薬会社発の健康的な社会貢献の一環となっています。
 健康寿命と寿命の差を縮めていくために、何が支援できるか。
 先ほどの朝活で朝食を提供した話もしましたが、ロート製薬は朝食問題を解決すべく「ダルーラ」という豆スープの商品も開発しています。しっかりと朝食を取ってみたら、体の調子が良くなったといのは、社員が実施した朝活プログラムでも皆が実感できているところです。まさにそうした健康を支える食品を開発していくということですね。 インタビュー写真
 また、地域を創生していく食事業への取り組みも行っています。鹿児島県にある伝統的な「一吉紫芋(イチキチ・イモ)」という在来種の芋があり、そのうち、さらに一件の農家さんでしか作っていない希少な芋があるのですが、それを鹿児島県と協定を結んで共に商品化していこうというCSV活動も行っています。
 2017年11月9日には野菜と穀物の新・糀発酵飲料「Jiyona(ジヨナ)」を発売しました。
 さらに、北海道の北辰フーズという子会社では、貧血問題を解決すべくゼリー商品なども作っています。毎日美味しく食べながら、健康を維持していこうという事業ですね。セノビックもそうですが、朝食問題や貧血問題、地域の活性化など、世の中にある課題を解決していこうと考えています。
 飽食の時代ではあるのですが、バランスの取れた栄養がなかなか摂れなかったり、食が細かったりという問題もありますので、そういった課題に向けて、これからも機能のある食品を提供していくことが大事だと考えています。

――ありがとうございました。


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