HOMEインタビュー一覧 ≫ ロート製薬株式会社「セノビック」2017(3)

健康を支える「薬に頼らない製薬会社」へ

インタビュー写真

 環境や雰囲気を変える本気の健康経営を
 成長期を応援「セノビック」
 ロート製薬株式会社

 取締役副社長 海外事業・技術担当
  兼CHO ジュネジャ レカ ラジュ氏

 
 突き詰めるところ、人間は食がなければ生きていけません。食のみですべてを解決できるわけではありませんが、「NEVER SAY NEVER」。不可能は絶対にないというチャレンジ精神を持って、食の事業にも取り組んでいます。

――食と栄養について重視することとは。

ジュネジャ 近年、子どもを作ろうと考えている人が減ってきており、日本は少子高齢の時代を迎えています。そうした中で、会社としても軸に据えていることがあります。それは女性、つまり、次の世代の子どもたちを授かる方々の健康です。
 ロート製薬にはグループ連結で約7000人の社員がおり、そのうち1500人が日本にいます。実は7割弱が女性なのですが、産休を取得した社員は、ほぼ全員が戻ってきています。
 元気な赤ちゃんを産むには、お母さんが健康である必要があります。痩せすぎていると、栄養が足りない場合もある。昔はよく小さく産んで大きく育てるといったことも言いましたが、それは間違いです。生まれた時にちゃんとした体重でないと、成長後に弊害が出るというデータもあります。
 やはりお腹の中にいる時から、お母さんがしっかりと栄養を摂っていくことが大事です。
 現代は偏ったダイエットや貧血が問題視されていますが、女性の皆さんが新しい命を授かったとき、出産に向けてどういった栄養素を摂るべきか――。
 一番わかりやすいのが「卵」です。
 私自身、卵を研究してきた経験からこういった話をするのですが、よく「卵を温めると何になると思いますか?」と質問しています。
 どうでしょう?

――ヒヨコでしょうか。

ジュネジャ 卵は、命になるんですね。24時間で、タンパク質や卵黄は倍に増えていきます。最後はヒヨコになるのが当たり前だと思ってしまうのですが、ヒヨコという命が卵から生まれてくるわけです。妊婦さんたちに「あなた方のお腹の中で命を作っているのですよ」と。その子を育むのは、あなたが摂った栄養素からですよ、と啓蒙しています。
 生まれてきた子どもに与える母乳にも、自分が食べたものが影響を与えます。やはり食というものが健康や発育にとって非常に重要なわけです。
 そうしたところから「セノビック」のストーリーが始まっています。

――人気の成長期応援飲料「セノビック」ブランドとは。 インタビュー写真
 
ジュネジャ 授乳の時期を終えて子どもが成長期に入れば、普通の食事ももちろんそうですが、やはりバランスのとれた栄養素を摂ることが大切になります。一番栄養が必要な伸び盛りに、しっかりと栄養を摂って元気に育つことが「真の元気な国家」につながります。
 今、子供が少なくなっています。その子達が将来の国を担うのですから、ますます健康でないといけません。
 そうした課題に対し、健康に軸に置く企業として役立つものを提供していきたいということですね。ただ商品を出して終わりではなく、ビジョンを明確にして商品づくりを考えています。

――セノビックの栄養素とは。

ジュネジャ 鉄とカルシウム、ビタミンD、さらにボーンペップという卵から生まれたペプチドとオリゴミルを配合しています。オリゴミルはロート製薬が作った独自素材です。ボーンペップやオリゴミルについて、本当はエビデンス的なことも色々とお話ししたいのですが(笑)。
 全体的に栄養素のバランスに優れた、ロート製薬オリジナルの配合であることが特長です。

――大人になってから飲んでもよいのでしょうか。

ジュネジャ カルシウムなどの栄養素は、体の伸び盛りである成長期というタイミングにしっかりと摂る必要があります。大人になってからより成長期という大切な時期にこそ、バランスの取れた栄養が必要です。
 特に骨は成長期に形成されるものですので、カルシウムは貯金ができないと言われている栄養素の1つなのです。
 国民栄養調査によると、成長のピークは男子が13~16歳、女子は11~14歳です。第二次成長期を過ぎて時間を経るごとに、段々と栄養の吸収率は下がってしまうことが分かっています。いわゆる老化ですね。
 体が成長するということは細胞分裂もそれだけ活発になっていますので、必然的に必要な栄養素も増えていきます。


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