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日清食品が新領域へ、サプリ事業を展開

インタビュー写真

 健食ブランド「日清食品ウェルネス」
 美容向けサプリ「モイストフュージョン」
 日清食品株式会社

 マーケティング部 新領域開発グループ
  主任 平島寛之氏

カップヌードルでお馴染みの国民的な食品メーカー、日清食品株式会社。2017年からサプリメント商品を続々とリリースしており、6月には美容向けサプリ「モイストフュージョン」や「DHA&EPA+ケルセチン」を、7月には「ライラ」の発売を開始した。日清食品が手掛ける新事業について、マーケティング部 新領域開発グループ主任の平島寛之氏に聞いた。

――サプリメント事業を開始されたきっかけとは?

平島 当社には「美健賢食(美しく健康な身体は賢い食生活から)」という企業理念があります。お腹を満たすことは、食の基本的な機能ではありますが、求められているのは決してそれだけではありません。健康的で美しいカラダを作っていくことも食品の重要な役割の一つであり、そのためには「賢い食」という考え方が重要となります。美健賢食を軸に何か食品を作れないかと思索していく中で、日清食品としての健康食品ブランドの概念が形づくられていきました。 インタビュー写真

――サプリ商品は今回が初めてだったのでしょうか。

平島 以前から研究はしていたのですが、社としてマーケティング部の中に「新領域開発グループ」を創設したのが2016年4月になります。美健賢食の理念の下、新領域開発グループで健康食品ブランドが明確化されていきました。
 そして2017年の1月に乳酸菌のサプリメント「アレルライト」を発売しました。こちらはリフレクト乳酸菌という日清食品独自の乳酸菌を配合した商品となります。日清食品が独自の乳酸菌を、と言うと驚かれる方もいらっしゃるかもしれませんが、当社のグループ企業には「ピルクル」という乳酸菌飲料ブランドを展開する日清ヨークという会社があり、1990年頃からすでに研究に着手していました。以来、乳酸菌の研究を続けてきており、実は乳酸菌との関係が深いんです。
 そうした背景もあって、サプリメント第1弾では自然由来のリフレクト乳酸菌を研究し、商品として「アレルライト」を発売しました。

――以降、続々とサプリメント開発を?

平島 2017年6月に第2弾として「モイストフュージョン」、第3弾では「DHA&EPA+ケルセチン」を、2017年7月には「ライラ」も発売しています。
 今回、日清食品株式会社ではこうした健康食品のブランドを「日清食品ウェルネス」として立ち上げました。それに際して、ロゴマークにも変更を加えています。
 当社には「リップマーク」という赤色のロゴマークがあるのですが、日清食品ウェルネスブランドに関しては、このリップマークのカラーを緑色に変えています。

――リップマークと呼ぶのですね。

平島 リップマークには、食を楽しむ口元【唇】、食を通じて広がっていく【笑顔】、食に欠かせない【器】という3つの意味が込められているのですが、ロゴのデザインでは基本的に「赤以外は使ってはいけない」ことになっているのです。このロゴの色を変えるということは、日清食品の中では実は結構大きな出来事なのです。 インタビュー写真
 
――ロゴを緑にした意義とは。

平島 リップマークの中に込められている安全・安心という要素を、日清食品ウェルネスブランドではさらに強く押し出していこうと考えました。
 もちろん、弊社の赤色のリップマークの中にも安全・安心という意味が込められています。しかし、一方ではCMなどの楽しげなイメージというのも併せ持っていますよね。いつもと違う緑色のリップマークを採用する事によって、新しく健康食品ブランドにチャレンジする姿勢を表しました。
 健康食品ブランドとして、食で皆さんの健康をサポートしていく想いと、薬とは異なりますので、優しい雰囲気を出していきたかったという面があります。緑がそのイメージにかなっていたということです。
 「アレルライト」を発売した当初は、実はまだ赤いリップマークのパッケージだったのですが、2017年6月以降順次変えていっています。
 ロゴについてもそうなのですが、日清食品ウェルネスは本当に始まったばかりの事業ですので、これからさまざまな面でブラッシュアップをしていきたいと考えています。

――第2弾モイストフュージョンはいつ頃から企画を?

平島 研究は続けてきましたが、商品としての詳細は2016年の夏頃から企画していました。


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