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HOME特集一覧 ≫ 特集 - 健食炭素材(2018) -

特集 - 健食炭素材 -

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 多数の孔が余分な油脂や糖を吸着
 注目度上昇のクレンズフード
 サプリや一般食品など多彩な企画に

/対応素材 取り扱い事業者紹介
  竹、ヤシ殻、梅種など

健食素材として炭の存在感が強まってきた。余分なものを吸着する「多孔質(たこうしつ)」が様々なシーンで活用されてきた経緯もあり、食の分野でも余分なものを取り除くメカニズムが“クレンズ”に役立つとして着目されている。健食メーカーの新ブランドも芸能人やキャラクターによる各種宣伝で華々しく登場したところ。そこで今回は、炭原料を取り扱うサプライヤーらに、健食としての炭の魅力や特長を聞いた。
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 サプリメントやドリンクを中心にパンなどの一般食品にも取り入れることができる健食用「炭」素材。原料は「竹」やヤシの実の皮を剥いだ「ヤシ殻」のほか、「梅の種」などの開発情報も聞かれた。
 炭の最大の特長は何と言っても多孔質による吸着力。脂や糖、終末糖化産物など過分にあると体にあまり良くないとされる成分を吸着することができるため、「クレンズフード」として存在感を示してきた。先んじて欧米で脚光を浴びていた点も、マーケッターらには高評価のようだ。
 炭と一口に言っても植物の種類や産地、技術、吸着力の試験などへの取り組みは各社によって様々。販社企画もダイエットや腸内環境改善、血糖値対策など多彩に挙げられ、整腸イメージとして相性のいい乳酸菌と組み合わせた商材も出ている。化粧品としても用いられ、スキンケアに良好なイメージも持たれている。


研究実績豊富な機能性食用炭のパイオニア

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 ヤシ殻活性炭・伊那赤松妙炭・鎌倉珪竹炭
 水に速やかに分散する顆粒炭の独自技術
 酸化しない焙煎コーヒー豆研究が開発原点

/炭プラスラボ
  神奈川県横浜市、TEL045-349-3451

 
5年以上に渡る国内最大販売実績(食用炭)
世界最高品質「スリランカ産」ヤシ殻使用、高純度「機能性ヤシ殻活性炭」
 機能性食用炭の研究開発にて豊富な実績を持つ健食原料メーカーの炭プラスラボ(神奈川県横浜市)は、各種炭原料を取り扱っている。食用炭原料に関し、5年以上にわたる国内最大販売実績を有する。
 スリランカ産ヤシ殻を用いた高純度「機能性ヤシ殻活性炭粉末」、食用油への高い吸着力を持ち温熱作用の高い「伊那赤松妙炭粉末」、プリン体への高い吸着力を持ちケイ素リッチな「鎌倉珪竹炭粉末」などの炭微粉末を販売。更に「舞わない・飛ばない・汚れない・水への分散性が高い」炭顆粒原料を各種ラインナップ。化粧品用途にも供給している。

AGEs・食用油・添加物・重金属・悪臭・プリン体への
抜群の吸着力を第三者機関による計測にて実証
 その成果は、第三者機関による計測にて実証された。AGEs・食品添加物・重金属・食用油・各種有毒ガス・プリン体など不要物質に対する抜群の吸着力が確認されたほか、乳酸菌・ビフィズス菌との相乗効果試験等において豊富なエビデンスを取得している。

研究者発の健食向け高機能性素材を提供
 同社の創業者である横山功夫氏は、50年以上に渡り水素・炭・ケイ素・ミネラルなどの元素を研究してきた「食品の抗酸化」スペシャリスト。世界有数の飲料メーカーにて開発責任者を務め、著名オリジナル缶コーヒーを世に送り出した経歴を持つ。
 コーヒー豆は、焙煎工程にて熱を加えるため、酸化による劣化が起こりやすい。酸化しない焙煎コーヒー豆の製造に「水素」「炭」が不可欠と突き止め、それらを活用した「食品日持ちに関する特許」を世界5カ国にて取得済み。
 「食品の抗酸化」から「身体の抗酸化」へと分野を広げ、健康食品原料の研究開発・製造を手掛けている。

400種類以上もの草木類を炭化し、
優れた吸着特性や独自炭化技術を研究開発
 横山氏は大学院時代に「多孔質物質の吸着特性」を専攻し、以来400種類以上もの草木類を炭化してその特性を調査。
 優れた吸着特性を有する草木炭の選定を進めつつ、それぞれの植物特性に適した独自炭化手法の研究開発を行っている。

炭粉末と他原料とのコラボレーション提案、製品OEMなどを幅広くサポート
 炭粉末は舞う・飛ぶ事で、工場ラインを汚染するリスクが有る事から、受託不可の工場も多い状況。
 そこで同社では、「舞わない・飛ばない・汚れない・水への分散性が高い」炭の顆粒化を実現。
 炭粉末と相性の良い他原料とのコラボレーション提案、製品OEMなど、製品化実現までの幅広いサポートが可能。


健食向け「ヤシガラ炭粉末」「竹炭粉末」

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 確かな油脂吸着率でダイエット対策に
 AGEs吸着率も確認済み
 自社グループで品質管理体制を整備

/中原
  埼玉県さいたま市、TEL048-710-8877

豊富な健食原料を供給している中原(埼玉県さいたま市)は、健食向け炭素材として「ヤシガラ炭粉末」と「竹炭粉末」を供給している。

油脂吸着試験にて自社ヤシガラ炭粉末の
      油吸着率を検証済み
 サラダ油にヤシガラ炭粉末の試料を適量添加して撹拌、遠心分離をかけた後、上澄みを濾過した液を定量した試験では、1g試料あたり1.92gという油脂吸着率が示され、自社ヤシガラ炭粉末原料に確かな油脂吸着力があることを確認。メタボ対策やダイエット向けなど各種企画に適応した素材となっている。

老化の一因、終末糖化産物「AGEs」
 体内蓄積の55~60%は食品由来とも
 終末糖化産物「AGEs」は、脂質やアルコール、また喫煙や紫外線、睡眠不足などを起因として生成されるもので、老化の原因になるとも指摘されている。
 糖化は健食業界でも重要なキーワードであり、これまでにも体への悪影響が問題視されてきた。AGEsによって、肌のハリが衰えたり、認知機能が低下したり、血糖値が上昇したり、血管の状態を悪くしたりなど、体のさまざまな部位に影響することが知られている。
 食品由来のAGEsの約10%が腸管から吸収されており、そのうち約6~7%は2~3日間ほど体内に残り続けることも解明されてきている。
 また、体内蓄積AGEsの55~60%は食品由来ともいわれており、その対応策として同社では炭が有するAGEsの吸着力に着目。自社ヤシガラ炭粉末による生体外試験を実施し、有用データを取得している。

自社原料のヤシガラ炭粉末で
  AGEsの確かな吸着率を確認
 水にアラニンとグルコースを溶かし、加熱して生産したAGEs液を用意。そのAGEs溶液8mlに炭試料を100㎎加えて撹拌する。さらに遠心分離し、上澄みを濾過した液の吸光度を測定した。
 その結果、AGEs溶液は見た目にも茶色に濁っているが、同社ヤシガラ炭粉末を用いることでほぼ透明となり、AGEsの吸着率96%という確かな吸着力があることが示された。

安心できる原料であることを重視し、
    グループで品質管理体制を整備
 多岐にわたる健康原料を取り扱う同社では、国内・中国現地グループ企業と連携して二重、三重の品質管理体制を整備している。中国グループ会社で品質チェックした原料は、関連研究機関、外部受託機関で検査・分析を実施。自社にはGC、HPLC、FT-IR分光光度計、微生物検査設備、水分計、嵩密度測定器、安息角測定器、崩壊試験器、錠剤硬度計など多数の専門検査機器を揃えている。


和歌山県発の「梅種炭粉末」を開発

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 梅素材取り扱い企業ならではの取り組み
 2019年春頃の供給を見込み計画中
 差別化素材としての提案を視野に

/中野BC
  和歌山県海南市、TEL073-482-1234

梅・ミカンなど和歌山ならではの素材を取り扱っている中野BC(和歌山県海南市)は、健食向け炭素材「梅種炭粉末」の原料開発を進めている。供給は2019年春頃を予定。
 今年の収穫分においては一部テスト的に製造をかけ、すでに試作品も出来上がっている。本格的な供給はマーケティングも兼ねて準備している段階だ。
 同社は梅エキスを主軸に果汁やピューレ、粉末、エキス粉末など多岐にわたる梅関連原料を開発し、これまで梅の健康価値に関する研究成果もあげてきた。
 そんな梅素材に特化する同社が新たに取り組んでいるのが生梅の種の炭化だ。夏バテ対策に梅干しの売れ行きが好調になったり、健康のために家庭で「梅エキス」が作られていたりするなど、梅は高齢者層を中心に「健康」イメージが持たれている。
 近年、竹やヤシ殻をメインとして需要の見込まれている炭市場において生梅の種を使用した炭素材という、他にない由来原料で差別化を提案していく方針だ。


孟宗竹由来の国産竹炭原料を供給

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 鹿児島県産「孟宗竹炭粉末」
 2018年の供給以降、引き合い好調
 国内各地の健食原料を取り扱い

/アンコール・アン
  東京都中央区、TEL03-6661-7271

国産のオリジナル原料を取り扱うアンコール・アン(東京都中央区)は、鹿児島県産孟宗竹由来の「竹炭粉末」を供給している。
 2018年初旬の供給開始以降からサプリメントや飲料などで採用され、引き合いは好調だ。
 同社では、アルガンコスメティックオイルや海洋性原料マリンシルトを主軸に化粧品原料の供給やOEM供給を手掛けてきた。近年は国内各地の地域性に富んだ健康食品原料の取り扱いも増やしており、特に品揃えが豊富な宮崎県産では「ヒュウガトウキ葉・茎」「ポリフェミン(さつまいも茎葉)」「牛乳甘酒(百白麹)」などをラインアップしている。


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