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特集 - 南米素材 -

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 健康価値を秘めた有用素材が多数
 多様な気候で豊富な植物が生育
 素材情報や供給実績豊富な企業も

 /南米素材 取り扱い企業紹介
   マカ、カカオニブ、マテ、キャッツクローなど

アサイーやチアシードをはじめ、スーパーフードとしてさまざまな素材が注目されたが、植物素材の原産地に光を当てるなら南米は外せない地域。日本をはじめ世界中の食卓を彩るジャガイモやトマト、唐辛子、落花生、パイナップルといった今や代表的な農産物を輩出してきた南米には、栄養価・健康価値に優れた素材が数多く登場している。今回は、健康食品原料を取り扱う企業らに南米素材の魅力について訪ねた。
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気候の多様性が育む、機能性素材資源
 世界の食卓を彩る農産食品の約70%は、ペルーを中心としたアンデス、アマゾン地域が原産地といわれる。植物の多様性に恵まれている所以の1つは、その気候の多様性にあるという。赤道付近の海岸砂漠地帯からアンデス山脈地帯およびアマゾン森林地帯など、世界にも例を見ないほど多彩な自然環境を有しており、地球上に存在する120種類の気候のうち南米ペルーだけでおよそ100種類が揃っているのだ。
 マカやキャッツクロー、カムカム、マキベリー、カカオニブ、マテ、サチャインチなど、業界でも南米原産素材の健康価値に着目した食品開発が行われているところだが、まだまだ知られざる機能性を秘めた食材は数多く眠っている。
 日本にはそうした南米地域の有用な健康素材を長年供給してきた実績を持ち、現地の人脈や素材情報に詳しい企業がある。新たに情報を集める専門部署を設けた企業もあるので、新しい健康価値を提供する企画の着想にぜひ頼りにしてみてはいかがだろうか。

マカ
 日本では男性のイメージが強かったマカだが、近年は女性の健康を支える素材として広まってきた。もともとペルー現地では女性に使われる機会も多く、元気の源として子供から大人まで広く愛用されてきたもの。マカの企画やイメージが現地の在り方に回帰してきた中で、研究動向も自社開発原料で女性の更年期に対する知見を得た企業もある。オーガニック食品企画にも採用できる有機JASマカ素材も供給されている。

カカオニブ
 ポリフェノールが体に良いことは一般的に認知されてきているが、チョコレートのポリフェノールに主眼を置いた積極的なテレビCMが、さらに輪をかけて「カカオポリフェノール」の注目度を高めたところだ。健康を支えるために毎日摂るべきものとして啓蒙され、サプリだけでなく、より一般食品に近いフルーツグラノーラやシリアルバーなどさまざまな食品形態で人気の素材となっている。

酵素(植物発酵商品)
 植物を多数用いる健康商材といえば「酵素ドリンク」。女性の美と健康を支える商品の定番となっているが、植物群が一様になりつつあり、目立った差別化が難しくなってきている面もある。そうしたところへ、健康的な南米植物・ハーブの魅力的なストーリーが価値を高める一助になるのではないだろうか。


特長的な植物発酵素材や有機原料を展開

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 好調の「ブラジル酵素」ほか
 有機カカオニブ、有機サチャインチナッツ
 ラインアップ増で多様なニーズに対応

/テルヴィス
  東京都中央区、TEL03-3808-0694

テルヴィス(東京都中央区)は、南米素材として「ブラジル酵素」「オーガニックカカオニブ」「オーガニックサチャインチナッツ(無塩)」、高純度マキベリー原料ブランド「デルフィノール®」、「有機アガベイヌリン」など数々の健食・一般向け食品原料を供給している。
 2017年は社に「貿易部」と「オーガニック食品部」を創設し、従来以上に幅広い素材と製品の供給体制を整備。ニーズのある素材のリサーチを貿易部が担い、スムージーやシロップ製品などの卸事業をオーガニック食品部が手掛けている。

「ブラジル酵素」
味と配合植物の独自性で安定の人気商材に
 ブラジル酵素は、その名の通り南米ブラジル原産の有用植物を多数取り入れた植物発酵ブランド。粉末品、ドリンク用、マスコロイダー処理したペースト品をラインアップしており、多彩な商品形態に対応する。
 各品、口当たりの良さから2017年も引き合いは好調で、特に秋以降の受注は急増。スティックタイプへのニーズが増え、マスコ処理品などのペーストタイプで濃さをアピールする傾向も出てきている。
 さまざまな企画商品が登場する酵素市場にあって、ブラジル酵素は取り入れている植物リストが他製品と被りにくいという大きな特長がある。独自性のある南米植物を掲げることで商品のブランディングや差別化にアクセントを加えられることが強みだ。
 製造は、乳酸菌と酵母に加えて、さらに地場の酢酸菌という3段階の発酵工程を経て熟成。原料となる野菜や果物、穀物、野草がまろやかに発酵されており、飲みやすく続けやすい味に仕上がっている。

「有機カカオニブ」
注目のカカオポリフェノールをはじめ、さまざまな健康成分を含有
 有機カカオニブは、テレビCMでも話題となった「カカオポリフェノール」をはじめ、カカオ特有の「テオブロミン」、高揚感を得られる「アナンダアミド(AEA)」、ビタミン・ミネラル、そして“ときめきホルモン”こと「フェニルエチルアミン(PEA)」など、豊富な健康成分を含有する南米ペルー発のスーパーフードだ。
 女性目線にも適ったオーガニック素材で、甘味はないがフレーク状のサクサク食感とほのかなカカオの香りがチョコレートのように口に広がる。スムージーやシリアル、ヨーグルト、アイスクリーム、デザートなど、幅広い食品企画でカカオの健康価値をプラスさせることが可能だ。

「有機サチャインチナッツ(無塩)」
オメガ3に天然ビタミンE、食物繊維も
 有機サチャインチナッツ(無塩)は、アマゾンの熱帯雨林に自生する植物の木の実で、独特な星型の形状をしたサヤに包まれている。オメガ3脂肪酸がくるみの2.7倍、必須アミノ酸9種を含めたタンパク質がアーモンドの約1.5倍、食物繊維がクルミの約2.3倍など、優れた栄養価を有し、天然のビタミンEも豊富だ。 店舗紹介写真
 業界ではオイル品がよく知られるが、同社ではそのままでも食べられるナッツを提案。ローストしてあるため香ばしく、アーモンドやクルミのような食感が得られる。グルテンフリーかつ無塩で体に優しく、グラノーラやヨーグルト、お酒のつまみとしても勧められる健康素材だ。
 そのほか、デンプンとシュガー双方から糖吸収を抑制する高純度のマキベリーエキス「デルフィノール®」や、有機アガベシロップ、有機アガベイヌリンも堅調に推移。糖尿病予備軍の増加を背景に、今後も糖対策へのニーズは高まっていくとみられる。


有機JASマカを主に、南米健康素材を供給

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 各種チアシード商品やパープルコーンも
 タルウィなど次世代の有望な素材を啓蒙
 天日乾燥で醸成、マカのフィトケミカル

/光健
  東京都小平市、TEL042-346-5154

光健(東京都小平市)は、日本農林規格を取得した南米ペルー産「有機JASマカ」をはじめ、色素成分のアントシアニンによって優れた抗酸化力を示す「パープルコーン(紫トウモロコシ)」、スーパーフードのチアシード、ゴールデンベリー、キャッツクロー、カカオニブ、カムカム、サチャインチ、ルクマ、チリモヤなど、南米由来のさまざまな素材や自然食品を取り扱っている。

可能性を秘めた南米の有用素材を発信
 日本企業で初めて有機JASマカ粉末の供給を手掛けた同社は、これまで日本の発酵技術を駆使してマカの機能性を向上させた「発酵黒マカ」や、チアシードのオイル、ペースト、プロテインパウダーなど魅力ある商材の供給に取り組んできた。
 ペルーに現地法人を設立し長年現地との交流を図ってきた中で、南米の植物についても情報を収集。大きな商機を秘めた有用な健康素材が多数あることを啓蒙している。
 植物性タンパク質の高含有を誇るペルー原産の豆「タルウィ」や、南米ハーブ「グラビオーラ」、植物性甘味料として重宝される南米シロップ「アルガロビーナ」など、多角的にブランディングできる商材をアナウンスする。特に、タルウィは大豆を越える量のタンパク質を含む、強力な植物由来のプロテイン素材として推している。

日本農林規格に準じた南米ペルー産マカ
「有機JASマカ」 店舗紹介写真
 南米ペルー・アンデス高地フニン市で、マカの栽培から加工まで一貫して自社工場で行う同社は、日本農林規格(JAS)の認証を取得。有機JAS認定は、耕作地の土壌検査から始まり、農産物としてのマカ、加工工場、生産されるマカ製品、輸出業者のそれぞれに対して個別に実施され、年に一度の認定検査が実施される。原則として種まきの2年以上前から農薬や化学合成肥料を使わないなど土壌や栽培に関する厳格な基準も設けられており、オーガニックユーザーにとっては欠かせない証となっている。
 同社では、製品化工程においても規格に従い徹底した管理体制で安心安全に取り組んでいる。加工現場では、マカが長く愛用されるようにと「続けられる味」の生成に尽力。幼少の頃からマカを愛食して味覚感覚を養ってきた現地出身スタッフが、こだわりを持って生産にあたっている。

天日乾燥によりフィトケミカルをUP
 マカの生産地となるアンデス高地フニン市は、海抜4000m以上で一日の寒暖の差が大きく、夏でも雹(ひょう)の降る地域。土壌も酸性が強く、限られた植物しか生育できない厳しい環境下にある。マカには、そうした場所でも育つ生命力があり、インカ時代から滋養、強壮、栄養補給のために用いられてきた。 店舗紹介写真
 現地におけるマカの食べ方は、生鮮野菜としてではなく、収穫後の根部を3ヶ月ほど天日に当てて乾燥させ「保存食」として食されている。収穫したばかりのマカは非常に辛く、そのままでは食せないからだ。
 天日乾燥することで、マカの辛みは独特な甘味や旨味に変わる。その旨味の正体が、アミノ酸だ。さらにミネラル分などの栄養価も高まることで極・陽性食品になる。
 また、植物は太陽光の紫外線に晒されると活性酸素を抑えるために、自らフィトケミカル(活性酸素を取り除く作用を持つ多種多様な二次代謝産物)を作り出す。海抜4000m以上のミネラルの豊富な大地に育ち、そこに降り注ぐ強烈な紫外線で、フィトケミカルを蓄えて有機マカは作られている。


開発型の南米原産ブランド原料を上市

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 「MACAXS」、「ミスカミスカ」など
 マカの女性向け企画を積極的に展開
 豊富な研究試験で各素材データを保持

/TOWA CORPORATION
  東京都新宿区、TEL03-3362-6070

TOWA CORPORATION(東京都新宿区)は、南米素材として「MACAXS(マカックス)」「ミスカミスカ」「PREMIEXキャッツクロー」「PREMIEXエルカンプーレ」を供給している。

女性向け商品にも採用広がるマカブランド
「MACAXS」
 MACAXSは、多くの研究と徹底した品質管理のもと精製したマカのエキスパウダーとエキス液の原料ブランド。日本では男性の活力を中心に広がってきたマカだが、同社は女性向けへのマカ利用も積極的に啓蒙している。「女性にこそ摂ってほしいマカ」と掲げ、プロフィギュアスケーターの八木沼純子氏との対談などを通じ、マカの女性への有用性を発信している。近年は、マカの女性への有用性が浸透しはじめ、さまざまな商品に採用されてきているところだ。

ミスカミスカをはじめ、
  開発型の有用素材を上市
 ミスカミスカは、多数の大学・臨床医療機関との共同研究を実施してきたゼラニウムディエルシアナムのエキスパウダー。MACAXS同様に、女性を対象としたヒト臨床試験を実施しており、肌や腸内環境の改善、抗糖化作用を確認している。
 PREMIEXキャッツクロー・エキスパウダーは、関節向けの有用素材。抗炎症や鎮痛作用が解明されており、差別化のポイントとしても採用されている。
 PREMIEXエルカンプーレ・エキスパウダーは、メタボリックシンドロームを研究してきた同社が、研究を重ねて開発した南米植物由来の素材だ。これまでヒト臨床試験によってメタボリックシンドロームの予防や改善に有用な生理作用、抗高血圧、抗糖尿、内臓脂肪減少、肥満度の低下などを確認してきた。生活習慣に起因するさまざまな体の不調に複合的にアプローチできる素材として、主に糖質カット系などのダイエット向け食品に用いられているという。


南米発の飲むサラダ「マテ茶」を供給

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 爽やかなグリーンと香ばしいブラック
 ティーバックや水出し、インスタントも
 飲み合わせを選ばず多彩なシーンで

/日本緑茶センター
  東京都渋谷区、TEL03-5728-6800

日本緑茶センター(東京都渋谷区)は、1969年の創業以来、美容や健康を食生活から支える「美医食同源」の考えのもと「マテ茶」を販売している。茎を除いた日本向けの飲みやすい茶葉で「グリーン」とローストした「ブラック」をラインアップ。ティーバッグやマテの茶葉を100%使用した「インスタントマテ茶」、水出しで飲めるタイプなど多彩な企画を有し、原料・OEM供給している。

野菜不足に画期的な「飲むサラダ」
 マテ茶はポリフェノールの一つであるフラボノイドを多く含み、「飲むサラダ」とも言われている。南米大陸南東部地域には肉料理を中心とした食文化があり、慢性的な野菜不足を補うためにマテが日常的に飲まれてきた。昨今、野菜不足が指摘される日本においても適した健康飲料となっている。
 また、カルシウムやマグネシウム、亜鉛、鉄分といったミネラル分も豊富で、植物繊維(葉緑素)、ビタミンA・Bも多く含む。

マテ特有のカフェイン「マテイン」で
   コーヒータイムにもマッチ
 マテ茶には特有のカフェイン「マテイン」が含まれており、適度な高揚感を得られることからコーヒータイムにも適している。「マテミルク」や「マテラテ」といった飲み方も可能で、他のハーブとの組み合わせなどさまざまな企画が考えられる。一方、マテにはリラックス作用があることも知られており、仕事の合間や息抜き、読書、睡眠前といったシーンにも合致する。好みでレモンやオレンジなどを加えられ、飲み合わせを選ばないのもマテ茶の魅力だ。

3大瀑布の1つ、
   イグアスの滝周辺の赤土で生育
 マテ茶は、世界3大瀑布の1つイグアスの滝周辺に分布する赤土で育ったモチノキ科の灌木の葉や枝を、乾燥・粉砕・精製して作られている。生産国はアルゼンチン、ブラジル、パラグアイなど南米大陸南東部。ブラジルではローストした香ばしいブラックタイプ、アルゼンチンやパラグアイではスッキリと爽やかな味わいのグリーンマテ茶が製造される。
 現地では伝統的なひょうたん状の容器とストローを用いて愛飲されており、1回あたり30gの茶葉を用いて、マテ茶の栄養を潤沢に摂ることが日常となっている。


マカに女性の更年期指数の改善作用を確認

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 日本人女性を対象とした臨床試験
 閉経前女性の血中女性ホルモンが上昇
 カムカムやマキベリーなどの南米素材も

/ラティーナ
  東京都大田区、TEL03-3738-5017

ラティーナ(東京都大田区)は、女性の更年期に対する研究を進めている「マカ」を中心に、「カムカム」「キャッツクロー」「マキベリー」「チアシード」「ガラナ」など、アマゾン・アンデスの有用素材を供給している。 店舗紹介写真
 マカは有用成分としてベンジルグルコシノレート(BG)を規格化。BG1.2%以上含有品として、国内加工の「マカエキス末BG1.2」を取り扱う。

マカに女性向けの有用データ取得
 臨床試験で更年期指数の改善確認
 同社は2016年、自社供給のマカ原料「マカエキス末BG1.2」に、女性の更年期指数を改善する作用があることを確認した。
 試験は、健常な更年期の日本人女性をマカエキス末BG1.2群21人とプラセボ群20人とに分けて、8週間後の体への影響を評価。試験前後で採血、採尿、身体測定、理学検査を実施した結果、マカを摂取した群では、閉経前の女性の血中女性ホルモン(エストロゲン濃度)が有意に上昇することが分かった。
 さらにマカ摂取群のうち軽度の更年期障害状態の女性で、簡易更年期指数「SMI」の「寝つきが悪い・眠りが浅い」のスコアが有意に改善されることも認められた。

20年以上のマカ供給実績
 ラティーナは、前身となるコペルニックスジャパン社の時代から、有用な南米素材の供給を手掛けてきている。特に、マカは1997年の取扱いより20周年を迎え、さらなる研究開発と有用性の啓蒙に尽力しているところだ。


ラ・モリーナ国立大学のブランドマカ原料

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 「ラ・モリーナマカ」「キャッツクロウ」
 ゼラチナイズド加工で吸収性を向上
 茶製品やエナジードリンクにも

/皇漢薬品研究所
  東京都千代田区、TEL03-3861-3843

皇漢薬品研究所(東京都千代田区)は、南米ペルー随一の名門校と評されるラ・モリーナ国立農科大学が研究・生産する「ラ・モリーナマカ」、南米アマゾン原産「キャッツクロウ」の原料供給と受託製造を行っている。

ペルー国立ラ・モリーナ大学のブランドマカ 店舗紹介写真
 農業が盛んなペルーでは、農科大学が専門的に農科研究を行っており、農業の中心的な役割を担っている。中でも、ラ・モリーナ大学は1901年に創立した南米最古の農科大学。南米最大級の研究設備を誇り、学術調査や研究はもちろんのこと、農産物をはじめとする各種原料栽培から製品化のための加工製造機器、検査機器設備まで完備している。
 研究から生産まで産学一体で取り組み、さらに一貫した品質管理体制によって高水準のマカ原料を提供する。
 同社はラ・モリーナマカの独占販売契約を結んでおり、ラ・モリーナ大学生産マカの証である「校章」マークの付与によって差別化を図ることが可能だ。

ゼラチナイズド加工で分散性を向上
 ラ・モリーナマカは、通常のマカとは異なり、水抽出粒子均一化製法「ゼラチナイズド加工」という特殊な加工を施すことで、水分散性を向上し、体内への吸収効率を高めている。水に溶かしてもダマになりにくく、ゲル化したエキス製法に近い100%粉末であることが特長だ。飲料製品への企画にも相性が良く、茶製品やエナジードリンクなどへの採用にも人気があるという。


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