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特集 - 美容 対応素材 -

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 出先でも便利な商品形態が人気に
 飲む日焼け対策やコラーゲンの復調傾向
 多数の有望な美容素材が上市

 /関連素材取扱い企業紹介
   アスタキサンチン、プラセンタ等

今回は美容商材のインタビューに合わせて、美容の対応素材を特集。定番のコラーゲンや植物発酵飲料、プラセンタ、ヒアルロン酸、アスタキサンチンなど市場には美と健康を支える多数の素材が流通している。食品原料としての開発動向や詳しい特長、最近の傾向について原料・OEM企業に取材した。
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小型化、携行性に優れた形態へ
 従前、大瓶タイプの酵素ドリンクが多く見受けられていたが、携行性に優れたスティックタイプが増加傾向にあり、利用者の生活に寄り添うように商品形態に変化がみられてきた。オフィスやヨガ、フィットネスなど出先でも使用機会を広げられる形状は美容商材のメインユーザーである女性にとって便利で、一度に利用する分があらかじめ個包装されているのも扱いやすいようだ。

コラーゲン人気が再興傾向に
 美容食品の代名詞ともいえるコラーゲンの市場は一度ピークに上り詰めて以降、微増微減の推移を辿っていたが、再興の兆しが出てきた。
「コラーゲンを、デザインする。」が特徴的なMTGの「リファコラーゲンエンリッチ」や、「カラダをつくる。キレイをつくる。」をキャッチコピーとする資生堂の「ザ・コラーゲン」など、コラーゲン商材の積極的なTVCMもある。
「ありふれたコラーゲンなら、つくる意味はない」という斬新な切り口でコラーゲン市場に一石を投じる動きが印象的だ。また、コラーゲンはそれ単体を摂取するだけでなく、産生を促す研究を実施している素材にも注目したい。

内側からの「日焼け」対応サプリ
 人気のキーワードの一つが「飲む日焼け対策」。こちらもTV番組「ほんまでっかTV」内で称賛されたことに端を発し、一躍人気商材となった。2017年の夏の企画にも内側から日焼けにアプローチするサプリメントが増加し、内外美容の重視や夏場の紫外線対策にニーズがあったことから好評を得ているようだ。

魅力的な美容向け素材が多数
 そのほか、化粧品としても知名度のある自然界屈指の抗酸化成分アスタキサンチンや、スーパーフードとしても名を上げているスピルリナ、有用性の高いプラセンタ、使用する植物が他とかぶらないオリジナル植物発酵エキス、肌成分であるコラーゲンやエラスチンの産生を促す素材など、それぞれ特長的な健食原料が上市されている。
 美容雑誌で特集が組まれている「まつ毛サプリ」や、漢方メーカーによる「漢方と化粧品による内外美容」の提案など、独創性に富んだ企業の取り組みある。


ハワイ島産ブランドの清浄イメージが好評

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 「アスタキサンチン」「スピルリナ」
 SPF豚由来のプラセンタエキスを供給
 美容に優れた有用3素材を供給

/東洋酵素化学
  千葉県浦安市、TEL047-355-7111

東洋酵素化学(千葉県浦安市)は、美容向け素材としてアスタキサンチン原料ブランド「BioAstin®(バイオアスチン)」と、ハワイ島原産のスピルリナ原料「スピルリナ パシフィカ®(ハワイアンスピルリナ)」、プラセンタエキス原料「SPFプラセンタT」の3素材を供給している。

自然界屈指の抗酸化力
高度な美容イメージ築くアスタキサンチン
 同社は、米国サイアノテックコーポレーションと提携し、ハワイ島コナで培養した微細藻類ヘマトコッカス・プルビアリス由来のアスタキサンチン「BioAstin®(バイオアスチン)」を、日本国内で加工および原料供給している。
 製品用途に合わせ、食品向けにオイル品、粉末品、水分散品の3タイプのほか、化粧品原料もラインアップ。
 テレビCMで化粧品商材が露出されるアスタキサンチンは、自然界屈指の抗酸化力を有し、高度な美容イメージを築いている有能素材だ。皮膚バリア機能の改善のほか、抗酸化、抗炎症、サルコペニア対策、糖代謝、免疫、抗肥満など、BioAstinはさまざまな機能性評価試験が実施されている。
 同社では特に、美容の有用性についてはアスタキサンチンとSPFプラセンタによる皮膚の過酸化脂質生成抑制作用と皮膚バリア機能の改善作用について研究を実施。UVB照射を行ったヘアレスマウスに対し、両素材を投与した結果、濃度依存的に脂質過酸化が抑制され、保湿効果など皮膚バリア機能が改善されることを確認した。

ハワイ島生まれの良好なイメージを構築
 「スピルリナパシフィカ」は、独特の自然環境の中、世界で初めて海洋深層水で培養したスピルリナ原料。
 原料原産地に対する意識が高まる昨今、スピルリナ パシフィカは、クリーンな環境での培養イメージが注目され、人気を呼び集めている。ハワイ島といえば、淀みない大気であることから各国の天文台が集まる場所として有名。澄み渡る青海と清浄な空気のもとで育まれたスピルリナの使用を謳えることが、パッケージ上においても大きなアドバンテージと捉えられているようだ。
 同社がスピルリナの有用性の中で特に着目するのが、有害物の排泄効果や脂質代謝に対する知見データ。スピルリナはこれまでさまざまな国内外の研究機関から、肝保護や腎保護への有用性が報告されてきているのだ。中には、腸内の乳酸菌増殖やアレルギー反応に関わる皮膚炎の抑制を確認したものもある。
 肝臓や腎臓、血液の健康を保ち、腸内環境や皮膚状態を整えていくスピルリナの有用性は、ひいては血流を良好にし、肌質を維持することで美容にも優れた適性を発揮する。

トレーサビリティ重視のプラセンタエキス
 同社は、国内産SPF豚胎盤を原料としたプラセンタエキス「SPFプラセンタT」を供給しているパイオニア企業。SPFとは、Specific Pathogen Free Pigの略で、マイコプラズマ肺炎や萎縮性鼻炎、豚赤痢、トキソプラズマ症、オーエスキー病など、特定の病気に汚染されていない「清浄な豚」あるいは「健康証明書付の豚」という意味がある。
 管理された新鮮・健康な胎盤であることから、安心・安全、高品質のプラセンタエキスを提供できることが強みだ。千葉や埼玉、茨城、秋田、青森など各県の畜産家と契約しており、直接豚舎に出向。又は、分娩毎に冷凍輸送で回収した胎盤を直ちに処理している。フリーズドライの粉末化タイプと液体タイプがあり、どちらも臭いが少ないことで評価が高い。


有望な健康美容商材を多数ラインアップ

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 ブラジル酵素、酵素処理ローヤルゼリーなど
 オーガニック認証製品も販売
 豊富な素材で多様な企画に対応

/テルヴィス
  東京都中央区、TEL03-3838-0694

テルヴィス(東京都中央区)は、美容やダイエットに向けの素材として「ブラジル酵素」「酵素処理ローヤルゼリー」「マキベリー」「発酵黒にんにく」「BPF(ベルガモット果実エキス末)」など多彩な食品原料を供給している。
 オーガニック認証製品の「有機レモン果汁」「有機ブラッドオレンジジュース」「有機ブルーアガベシロップ」「有機サチャインチナッツ」「有機カカオニブ」といった最終製品の卸のほか、OEM供給も手掛けている。
 ビオイタリア社製の有機スムージー「とろりーのイタリアンスムージー」シリーズは、オーガニック専門店などでの引き合いがあり、特に「リンゴイチゴバナナ」「リンゴキウイホウレンソウ」「リンゴカシス」「リンゴ」などが好評だ。離乳食として、幼児の健康を気遣う母親のニーズにも適っており、人気を博しているという。

取り扱い素材増やし、提案幅を拡大
 同社は、従来から供給していた品目群に、実用的な健康素材を加えて提案の幅をさらに強化した。これまでドリンク用途向けの原料を提案するなど各使途に適した製剤開発にも積極的に取り組んできたが、今後は豊富な素材群を生かしてさまざまな訴求点に柔軟に対応できるOEMにも注力する。
 「ブラウンニンニク」など、新規素材の開発も進めており、新たな製品企画と市場創造にも取り組んでいく。

使用原料の独自性に強み「ブラジル酵素」
   安定した国内需要で復調に
 ブラジル酵素は、独自性の高い82種類の植物を使用した発酵原料。続けやすい味が特長で、粉末、ドリンク用、マスコ処理したペーストの3タイプをラインアップ。従前から人気のあった大瓶の商品だけでなく、携帯性に優れたスティックタイプでの引き合いが増加してきている。
 酵素関連商材は、訪日外国人向けの酵素ブームで飛躍的に伸長した後、一時沈静化していたが、2017年に入り復調してきた。一過性の面があった海外需要ではなく、今後は国内の人気を成長要因として安定した市場を形成していきそうだ。


抗酸化・抗糖化有するユニークコラーゲン

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 「アキョウペプチド」ほか
 「ヒアルロン酸」「フィッシュコラーゲン」
 エチケットサプリでローズオイルも

/中原
  埼玉県さいたま市、TEL048-710-8877

豊富な健康食品原料を供給する中原(埼玉県さいたま市)は、美容向け素材として抗酸化や抗糖化で有用なデータを持つ高付加価値コラーゲン「アキョウペプチド」のほか、保湿の定番素材「ヒアルロン酸」、「フィッシュコラーゲン」、体臭対応のエチケットサプリとして企画できる「ローズオイル」などを供給している。

ユニークな機能持つ高貴なコラーゲン素材
 アキョウペプチド粉末は、コラーゲンでは珍しい抗酸化や抗糖化といった美容面でユニークな有用性データを持つコラーゲン素材。古くは楊貴妃や西太后など高貴な人々に食されていたと伝わる山東省東県産のロバ皮由来コラーゲンを主成分としている。
 酵素加水分解を施すことで水溶性と経口摂取時の吸収性の向上を図っており、カルシウムやマグネシウムを豊富な含むことをはじめ、一般的なコラーゲンとは異なる特長がある。
 その一つが、貧血や婦人病、美容に対応する血液機能への作用だ。これまで、抗がん剤による貧血マウスや敗血症イヌといった重篤な疾患モデルにおいて、白血球数と赤血球数の増加、血液凝固抑制、血液循環回復、血圧安定化が報告されている。 店舗紹介写真
 強力な抗酸化能やチロシナーゼ阻害活性など美容に有用な特長も併せ持つ。チロシナーゼとは、紫外線の刺激を受けることによって、シミ・ソバカスなどの原因となるメラニンに作用する酵素だ。そのメラニン生成の原因となるチロシナーゼを阻害することで、シミ・ソバカス発生の抑制が期待できる。
 終末糖化産物(AGE)形成阻害能もアキョウペプチドならではのデータだ。AGEは、形成を阻害することで皮膚をはじめとする生体組織・器官の老化抑制に繋がるとされている。そのほか、抗感染、抗腫瘍機能といった免疫賦活能も報告されている。

内側から匂いにアプローチを
  「ローズオイル」
 ローズオイルは、気になる匂いにアプローチするエチケットサプリ向けの素材。匂いに敏感な女性が社会的に活躍する昨今、オフィス内でも気にされることが多くなってきた「匂い」。中高年の男性からもニーズがあり、今後の市場拡大も期待されている。
 匂いも美しく――、を目指すエチケットサプリ対応素材だ。


プラセンタのリーディングカンパニー

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 「スノープラセンタ」シリーズ
 軽微な更年期症状に対する新知見
 研究、商品開発、生産まで一貫体制完備

/スノーデン
  東京都千代田区、TEL03-3866-2828

プラセンタのリーディングカンパニー、スノーデン(東京都千代田区)は、健康食品用のプラセンタエキス純末原料ブランド「スノープラセンタ」シリーズを製造販売している。化粧品・医薬部外品用の原料も製造販売するほか、全国のドラッグストア・薬局・薬店向けの医薬品の製造販売も手掛ける。
 トレーサビリティを重要視する同社は、国産ブタ由来、スペイン産ブタ由来、ニュージーランド産サラブレッド馬由来の3由来のプラセンタ食品原料を揃える。各原料とも、錠剤・カプセル・顆粒やドリンク用など用途に合わせたタイプをラインアップしている。

紫外線によるメラニンの増加を減弱化
 同社は、プラセンタの肌への有用性を調査すべく、B16メラノーマ細胞に濃度別のブタプラセンタエキスを添加して紫外線(UV-B)を15秒間照射する試験を実施。その結果、プラセンタエキスが紫外線照射によるメラニンの増加が減弱すること及び抗酸化遺伝子であるSOD-1とCatalaseの発現を促進することを確認した。
 そのほか、表皮角化細胞遺伝子の発現作用や皮膚線維芽細胞の増殖促進作用など、皮膚への有用性を確認した試験結果もある。

最新の研究トピック
軽微な更年期症状への有用性を確認
 日本胎盤臨床医学会に所属する医師らが中心となって50名の更年期女性を対象に実施したブタプラセンタエキスの経口摂取時の影響に関する臨床試験では、300mg/日のブタプラセンタエキスを8~12週間摂取することで、簡略更年期指数「SMI」が有意に低下することを確認した。同研究成果は2017年1月23日に国際更年期学会の学会紙「Climacteric」のオンライン版で発表されている。

GMP認定の新工場
 医薬品、健康食品、化粧品の各分野でPB商品、OEM供給を行う同社は2015年10月に約5000坪を擁する土地に「スノーデン熊谷工場」を新設し、医薬品製造業(包装・表示・保管)の許可を取得した。また、健康食品においても医薬品製造と同等の品質管理体制を敷き、2017年2月に日本健康・栄養食品協会より健康食品GMP適合認定を取得した。
 スノーデンは、新工場の稼働により、高品質で安全な原料の供給だけでなく、企画・開発から生産に至るまで健康食品の一貫製造を実現。大学など外部機関との共同開発や臨床試験、基礎実験にも積極的に取り組んでおり、集積した豊富なデータを基に原料や処方に関する専門知識で個別のニーズにも柔軟に対応する。


美容・ダイエット向け食品開発に心強い3素材

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 「パフィアエキスパウダー」
 「紅景天エキス末R」「荷葉エキス末」
 コラーゲンなど肌成分との好相性に注目

/松浦薬業
  名古屋市昭和区、TEL052-883-5151

松浦薬業(名古屋市昭和区)は、美容・ダイエットの対応素材として「パフィアエキスパウダー」「紅景天エキス末R」「荷葉エキス末」を取り扱っている。

コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸
   の産生能力に寄与する美肌素材
 パフィアエキスパウダーは、松浦薬業が独自のエビデンスを持つ美容向け素材。その最大の特長は、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸という3つの肌成分について、産生促進を確認していることだ。
 コラーゲンといえば、肌、血管、骨、関節、靭帯、腱、角膜、歯茎など体を構成する要素であり、肌においてはハリを保つ支えとなる。人間のコラーゲン合成能力は20歳前後をピークに以降は衰えていくが、同社は、研究によりパフィアがコラーゲンの産生を促進させ、分解を抑制することを確認した。
 試験では、疑似老化モデルラットにおけるコラーゲン合成促進作用の確認、皮膚に紫外線B波を照射したモデルマウスでの皮膚水分率の改善作用、しわ面積の改善傾向、表皮の肥厚抑制の確認、ヒト線維芽細胞における細胞増殖促進作用、コラーゲン合成促進作用、コラーゲン分解抑制作用の確認など、数々の研究実績を有している。
 また、成人由来の正常ヒト皮膚線維芽細胞を用いた試験では、パフィアエキスパウダーの添加により、ヒアルロン酸およびエラスチン産生が有意に促進されることも確認している。

コラーゲンの抗糖化・日焼け予防研究の高山植物素材
 紅景天は、高山植物であるベンケイソウ科イワベンケイの根茎を乾燥させた美白向け素材。高山帯の植物が紫外線から自身を守るために防護物質「フィトアレキシン」を産生することに着想を得て、同社が独自に有用性の研究を開始。試験では、紫外線による日焼けの予防とコラーゲンの糖化予防に関するデータを取得している。

糖・脂質の吸収抑制と脂肪分解の促進
 荷葉エキス末は、肥満に対する作用が研究されているダイエット向け素材だ。中国伝統処方の文献調査により見出され、糖や脂質の吸収を抑制し、脂肪分解の促進が期待できる。
 高脂肪食の肥満モデルマウスを用いた作用研究では、荷葉エキス末の投与により有意に体重増加抑制が確認された。同研究により、高脂肪食群のマウスが回転カゴ運動と共に荷葉エキス末を摂取することで、普通食群のマウスと同程度にまで体重増加を抑制するという結果が得られている。


~美味しい味で~美容ドリンク受託製造

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 コラーゲン、プラセンタなど
 各種飲料製品の受託製造に対応
 広島の地下水で口当たりの良い味に

/ミリアグループ
  広島市中区、TEL082-502-2434

ドリンク受託製造企業のミリアグループ(広島市中区)は、美容向け飲料商品を受託製造している。紙アルミパックや瓶に加え、2015年には三方シール充填機を増設。コラーゲンやプラセンタ、ヒアルロン酸、植物発酵エキスといった人気の美容ドリンク製品のプランニングから商品開発、受託製造を手掛けている。試作品のスピーディーな対応と小ロットでの受注も可能だ。
 ドリンクを専門に受託製造を行ってきた同社の強みは、飲みやすい味の設計力にある。さまざまな美容素材の中には、風味が独特なものもあり、特に飲料製品においてはそれらの影響が出やすく、企画担当者にとっても考えどころの一つとなっている。
 そうした点を踏まえ、同社では商品のユーザビリティや続けやすさにこだわり、それぞれの素材についてマスキングや風味の改良に取り組んできた。これまでにさまざまな飲料製品における豊富なノウハウを蓄積してきており、飲みやすく美味しい味の提案に尽力している。

口当たりの良い広島の地下軟水で、味をまろやかに
 広島市佐伯区にあるドリンク専用の製造工場では、口当たりの良い軟水を含む地下水を利用している。これが飲みやすい味の設計に寄与しており、飲料製品の製造を手掛ける同社の強みとなっているという。


漢方と化粧品で美容を支える取り組み

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 KAMPO煎専堂加盟店向けプログラム
 「エッグフェイス」
 内側を漢方、外側をオゾン化粧品で

/タキザワ漢方廠
  埼玉県さいたま市、TEL048-687-4455

若者が立ち寄りやすい未来型の薬局・薬店「KAMPO煎専堂」を創出するなど、漢方の新しい在り方を積極的に開拓しているタキザワ漢方廠(埼玉県さいたま市)は、「美」を「漢方」によって支える「エッグフェイス(卵肌)」プログラムを進めている。
 内側を漢方、外側を同社が独自に開発したエイジングスキンケア化粧品「オゾナ」を用いることで、街の薬局薬店が地域の人々の美容を支えていくという取り組みだ。
 同プログラムはKAMPO煎専堂の加盟店舗に向けて発案されており、導入することで、街の薬局・薬店がこれまで対象としてこなかった美容に悩みを持つ人にもカウンセリングを積極的に行うことができるようになる。
 シワやシミが気になり始める30~60代をターゲットに捉え、トライアル用にファーストセットを設けている。

独自技術で開発、オゾンの美容化粧品
 オゾナは、独自技術によりオゾンを安定化させた美容化粧品だ。紫外線や乾燥などの外的要因による肌へのダメージに働きかけ、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸といった肌成分を有する線維芽細胞の活性化に寄与する。
 漢方煎薬とオゾナによる内外への同時的な働きかけは、肌のターンオーバーを促進させ、効率的なエイジングケアの新手法になるという。


肌の研究知見を持つツバキ素材を供給

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 「ツバキ種子エキス末-CD25」
 良好な美的イメージで商品企画へ
 フィッシュコラーゲンも供給

/ビーエイチエヌ
  東京都千代田区、TEL03-5281-5661

ビーエイチエヌ(東京都千代田区)は、美容向け素材として「ツバキ種子エキス末-CD25」と「BHNフィッシュコラーゲン」の原料供給および関連製品の受託製造を行っている。

自社でヒト試験データを保有
ツバキ種子エキス末に抗糖化作用を確認
「ツバキ種子エキス末-CD25」は、特有の美容成分「ツバキサポニン」を25%以上で規格した美容向け素材。原料となるツバキは伊豆諸島産と鹿児島県産を使用し、安心の国産ツバキ種子から抽出している。
 シクロデキストリンを配合することで、ツバキサポニンの苦みを軽減するとともに、水溶性を向上。サプリメントのほか、ドリンクなどの一般食品形態にも配合できる。
 ツバキ種子エキス末は、同社が研究を進めてきたオリジナル食品素材で、2017年に入ってからも新たにツバキ種子エキス末の糖化抑制ヒトモニター試験の成果を発表した。
 同試験は、平均年齢36.5±12.3歳の男女13名を対象に、カプセル充填したツバキ種子エキス末-CD25を8週間服用し、摂取前後で血漿AGE濃度、血漿CML濃度、皮膚AGE量の糖化マーカーを測定し、糖化に対する有用性を検証した。
 その結果「生体内の糖化抑制」と「皮膚水分量の増加」を確認。糖化は美容を考える際の重要なポイントであり、今回の試験結果から、ツバキ種子エキス末-CD25の使用が美容向け商品企画に適した素材であることが確かめられた。
 そのほか、同社では繊維芽細胞の賦活作用や経口摂取によるシワ改善作用、外用による肌修復、血流改善、CMAおよびCMLの生成を抑制する抗糖化作用など、数々の有用性を確認している。
 もともとヘアケア商品としても知名度の高いツバキは良好な美的イメージがあり、食品開発でもブランディングしやすい利点がある。日本国内のみならず、台湾ではトクホ製品として認可されており、人気を集めているという。

フィッシュコラーゲンの創傷治癒作用確認
 BHNフィッシュコラーゲンは、超低分子・高吸収・速攻型を謳うコラーゲン原料。ナマズ目パンガシウス(淡水魚)の皮からタンパク分解酵素を用いて製造する。コラーゲン市場はピーク時に比べて落ち着いているが、2017年に入ってから再び人気が高まり、再注目の素材となっている。
 研究面では、2017年7月に創傷治癒の研究成果を発表。細胞の隙間(創傷)を線維芽細胞が遊走して治癒する動きを画像解析したところ、コントロール群よりも4.2倍の速さで遊走することを確認した。
 そのほか、ヒトモニター試験でのシワ・角層状態の改善、バリア機能ターンオーバーの改善、皮膚水分量の上昇など美容面での有用性結果も得ている。
 ハラル認証を取得しており、東南アジアでも引き合いがある。


豊富な研究実績誇るヒアルロン酸を供給

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 「ヒアロナノ」、「ヒアベスト」など
 分子量を制御した素材開発
 機能性表示食品としても注目

/キユーピー
  東京都渋谷区、TEL03-3486-3086

キユーピー(東京都渋谷区)は、美容向け素材としてヒアルロン酸を供給している。それぞれ特長が異なる「ヒアロナノ」や「ヒアベスト」などの食品用原料ブランドのほか、医療用や化粧品用の製造も手掛けている。
 マヨネーズのメーカーとして知られる同社は、その原材料となる「卵」と関わりの深い企業であり、鶏卵会社との関係も広く築いてきた。長年「卵」に関する研究を行ってきた中で、鶏の鶏冠(トサカ)に含まれるヒアルロン酸の有用性に着目。経口摂取時の肌に対する知見など、皮膚科学をもとにヒト試験を実施してきた。
 有用なヒアルロン酸素材を作る研究を重ね、これまで数々の成果を発表している。蓄積してきた研究データを軸に機能性表示食品としてのヒアルロン酸開発にも注力しており、届け出実績も有している。
 現在は発酵技術の向上により鶏冠由来だけでなく乳酸菌由来のヒアルロン酸製造も可能となっており、分子量の違いによって粘度をコントロールした素材開発も行っている。
 食品用ヒアルロン酸の分子量は約2000~1,200,000と幅広く、健康飲料やサプリメントなど各用途に最適な原料を選択することが可能だ。

ヒアルロン酸の高度な研究「化学修飾」
 ヒアルロン酸研究に長けた同社の技術力は、ヒアルロン酸を化学的に修飾する「化学修飾」を駆使した独自の製剤開発からも伺える。「ヒアルロン酸が水に流されてしまうもの」と捉えられていた時代に、水に流れず髪を保護するヘアケア用の吸着型ヒアルロン酸を作ったパイオニアでもある。


品質重視のプラセンタ原料を供給

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 プラセンタ100%粉末品
 サラブレッド馬由来、SPF豚由来
 全国の契約畜産家と関係築き新鮮原料を

/三共バイオケミカルズ
  東京都渋谷区、TEL03-3375-6711

三共バイオケミカルズ(東京都渋谷区)は、美容向け製品の原料メーカーとして、豚プラセンタとサラブレッド馬プラセンタの各100%粉末品を供給し、化粧品やドリンク素材としてエキス素材も供給している。
 同社は長年に渡り畜産事業を営んでいる歴史から業界との太いパイプ(信頼関係)があり、豚胎盤については国内のSPF農場を厳選し、馬胎盤については北海道の牧場を厳選しており、胎盤の原料調達に長けている。契約牧場の一件一件に冷凍庫を設置するなど、鮮度を最重視した胎盤の回収に取り組んでいる。
 同社は、自分たちの身に置き換えて食品事業を捉え、出所の知れない胎盤原料は絶対に扱わないことを理念としている。また、契約後も定期的に牧場に赴き、胎盤の採集現場の視察を行い、連携を深めている。
 品質面の評価は高く、医薬品製剤メーカーからもサプリメント用途として採用されるなどの実績もある。

サラブレッド馬プラセンタは認知度が向上
 血筋・出自がはっきりとしているサラブレッド馬プラセンタは、もともとの北海道産のイメージの良さやトレーサビリティの完全な優良素材として認知度が向上。安心・安全・高品質な製品を販売してきた実績が信頼となり、引き合いも増加。供給がタイトになるほどの人気があるという。
 そのほか、国産限定のSPF豚プラセンタもサプリやドリンクなどに安定した引き合いがある。


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