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特集 - アイケア -

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 現代人をサポートする食品原料を
 機能性表示食品も続々登場
 さまざまな独自性打ち出す素材が上市

 /食品原料取り扱い企業紹介

機能性表示食品の台頭によりアイケアサプリメントの存在感は濃化しており、消費者に一層響きやすいカテゴリーとなってきた。商品としてさまざまな企画が出てくる中で、考案時には素材の独自性や差別化力が重要視されそうだ。そこで、アイケア対応素材の取扱い事業者らに素材の注目ポイントを取材した。
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現代人は健康素材を必要とする環境に
 一世を風靡するSNS、ユーチューブを筆頭にニコニコ動画やHulu、アマゾンプライム、Gyao! などの配信サービス、種類が豊富で便利なアプリなど、ICT(情報通信技術)の進化を背景に、スマーフォンやタブレット端末の利便性がますます高まってきた。総務省が調査した情報通信端末の世帯保有率の推移では、スマートフォンの保有率は平成22年の9%から、平成26年には64.2%へと急拡大。わずか4年間で世の中に広く浸透しているのだ。
 ICTによる社会環境の変化は、ただでさえパソコン画面を相手にする現代人にとり、目の負担を重くさせる要因にもなっている。必然的に予防として日々のケアが将来の目の健康を維持するための重要な基礎となっていきそうだ。

機能性表示食品の対応素材が幾つも
 対応原料には、ルテインやアスタキサンチン、ビルベリーなど、機能性表示食品の関与成分として注目の食品原料も上市されている。取り扱い事業者の中には、独自に試験を実施してデータを取得し、論文化に取り組むといった姿勢も見受けられた。特にルテインは一般的にも文献が多く、採用しやすいことから共通して引き合いが好調との声が聞かれ、人気の素材となっているようだ。ビルベリーはアイケア市場でよく取り扱われている定番素材で、トレーサビリティの良さや、10年以上の供給実績など安心・安全、信頼性を強調した原料ブランドも存在している。その他、水分散を図りドリンク製品に対応化して利便性を向上させた食品原料や、アイケアサプリメントの開発に際して処方についてサポートできる体制を整備しているなど、各企業とも独自的な強みを打ち出している。


トレーサビリティ完備の信頼原料を供給

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 ルテイン原料ブランド「バイオルテイン」
 水分散を図り、ドリンク製品にも対応
 涙液中酸化ストレス低減作用を確認

/バイオアクティブズジャパン
  東京都豊島区、TEL03-5981-0601

バイオアクティブズジャパン(東京都豊島区)は、アイケア対応素材としてルテイン原料ブランド「バイオルテイン」を取り扱っている。

契約農家で栽培・収穫したマリーゴールド
 バイオルテインは、世界でも有数の生産量を誇るインド原産のマリーゴールドを由来としている。インド、タミル・ナードゥ州イーロードゥ県の5,000エーカー以上の土地を有する農家と契約し、徹底管理した環境のもとで栽培、収穫する。
 インド原産のニームからできた天然の虫除け剤・肥料を使用し、有害な農薬は不使用。栽培地域、栽培過程、収穫量や種子の品質などに関するトレーサビリティを完備している。
 手作業で丁寧に収穫したマリーゴールドの花弁を、専用の加工設備にて選別、洗浄を行う。有効成分の含有量を上昇させるため、貯蔵庫にて数週間密封保存し、高いルテイン含有量を保つように設定した温度環境のもとで乾燥させている。
 抽出施設はISO認証取得工場にて実施し、独自の製造プロセスに従い最適な温度と圧力状態を管理する。依頼に応じて、カスタムブレンドや顆粒、水分散タイプなども製造可能だ。特にルテインは水に溶けにくいことから、水分散性の向上を図ることでドリンク製品への応用も可能化している。
 すべてのロットに対して、インドにて規格成分ルテインの測定を実施しており、日本国内に準拠したスペックを用意する。

ヒト臨床試験で酸化ストレス低減を確認
 バイオルテイン摂取の涙液中酸化ストレス低減作用を確認している。
 ヒト臨床試験では、眼の渇きを自覚する30歳以上49歳以下の日本人男女30人を対象とした8週間の二重盲検・ランダム化プラセボ対照並行群間比較試験を実施。バイオルテインは10mg×2カプセル/日を摂取した。
 その結果、バイオルテイン群のみ、すべての分析結果において、摂取前から摂取8週後にかけて涙液中の「8-OHdG」が有意に低下した。8-OHdGは、眼球組織が紫外線やブルーライトによって損傷を受けた時に生成される酸化ストレス物質であり、この物質が低減されたことから、バイオルテインに酸化ストレス低減作用があることが示唆された。


15年の販売実績持つ信頼素材

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 天然型ルテイン
 独自複合素材「マルチカロチノイド」
 原料から製品化までサポート

/協和発酵バイオ
  東京都千代田区、TEL03-5205-7305

協和発酵バイオ(東京都千代田区)は、マリーゴールド由来の天然型「ルテイン」と、独自の複合原料「マルチカロチノイド」を供給している。
 天然型ルテインは、自社研究により吸収性に優れることを確認。15年以上販売してきた実績から、安心・安全の原料製品として信頼も寄せられている。
 ルテインは有効性に関するエビデンスの報告が多数ある素材。近年、目の健康で需要が伸長しており、原料引き合いは高まっている。
 マルチカロチノイドは、デュナリエラ由来「βカロテン」、マリーゴールド由来「ルテイン」、トマト由来「リコピン」を配合したブレンド素材。それぞれが有するカロチノイドをバランスよく配合。
 緑黄色野菜の不足気味な現代人にとって画期的な食品原料になっていることが特長だ。
 同社では原料販売だけでなく、サプリメントの処方提案など開発サポート体制も整えている。乳化加工した原料も取り揃えており、ソフトカプセルの他、飲料や打錠品などへの利用も可能だ。


機能性表示対応のビルベリーエキス

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 オリジナル機能性原料「ビルベロン」
 安心の国内製造で安全性第三者認証も登録済み
 ハラール認証とコーシャ認証を取得

/常磐植物化学研究所
  東京都中央区、TEL03-5200-1251

常磐植物化学研究所(東京都中央区)は、アイケア対応素材として機能性表示食品制度にも対応する独自のビルベリーエキス「ビルベロン」を供給している。
 ビルベロンは同社が1992年に日本で初めて開発した北欧原産ビルベリー果実100%使用のオリジナル原料。手作業で収穫した天然のビルベリー果実を、国内の自社工場(健康食品原材料GMP認定工場)で抽出。乾燥はフリーズドライ製法で行い、有用成分アントシアニンをより自然に近い形でエキス化している。
 ビルベロンはアントシアニン36%以上、アントシアニジン25%以上で規格化。安全性第三者認証にも登録済みのほか、ハラール認証、コーシャ認証も取得している。
 機能性については、2016年に行ったヒト臨床試験において、120mg/日・6週間の摂取で「眼の乾き」「眼の疲労感」「ピント調節機能」が改善することが確認された(査読付論文:A. Nakata et al., Jpn Pharmacol Ther, 44(12), 1773-1783 (2016))。
 同社ではただ原料を供給するのみでなく、各種分析資料や販促用の産地画像の提供などのサポートも実施。機能性表示食品としての届出受理実績も重ねてきており、アイケア市場の拡大と共に引き合いも好調に推移しているという。


フルーツ由来やカロテノイド素材など供給

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 「MyrtiPRO™」「マリーゴールド色素オイル」
 などをラインアップ
 ビルベリーで新たな研究成果も

/BGG Japan
  東京都中央区、TEL03-5148-8981

BGG Japan(東京都中央区)は、アイケア対応素材としてビルベリー原料「MyrtiPRO™」、「マリーゴールド色素オイル(ルテイン)」、アスタキサンチン原料「AstaZine™」、など多数の機能性素材を取り扱っている。

ビルベリー原料ブランド「MyrtiPRO™」
 「MyrtiPRO™」は、フィンランド原産の野生種ビルベリー100%から抽出したビルベリーエキスパウダー。世界のトップメーカーに10年以上の供給実績があり、高品質で安全性が高いことが認められている。
 含有する有用成分はアントシアニン36%以上、アントシアニジン25.5%以上で規格。野生種のため安心の無農薬であり、各種安全性データのほか、原産地からエキス抽出までのトレーサビリティーも有している。
 機能性表示制度に対応したアイケアに関する自社試験を実施し、先日論文の投稿が受理された。

ルテイン含有素材「マリーゴールド色素オイル」
 同社はルテイン20%以上、ゼアキサンチン1%以上を規格する「マリーゴールド色素オイル201」と、ルテイン20%以上、ゼアキサンチン4%以上を規格する「マリーゴールド色素オイル204」を供給する。どちらの原料も機能性表示に対応しており既に採用実績もある。

アスタキサンチン原料「AstaZine™」
 「AstaZine™」は自社の培養工場にて生産したヘマトコッカス藻を使用しており、アスタキサンチン5%、10%、20%で規格したオイル品3種のほか、1%のパウダータイプ、油染みが生じにくい2%のビーズタイプがある。オイル品は、中国製造のエタノール抽出品と、ヨーロッパ製造の超臨界抽出品の2つのグレードをラインアップする。    
 また天然アスタキサンチンの製造を手掛ける世界的企業で組織する「NAXA」(Natural Algae Astaxanthin Association)に加盟しグローバルな販売展開を行っている。
 アスタキサンチンにはアイケアに関する研究も多く報告されており、同社の原料もアイケアに関する機能性表示にも対応している。


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