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特集 - ローヤルゼリー -

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 栄養豊富な女王蜂の特別食
 人類と深い歴史有する蜂産品
 利用しやすい包接原料や顆粒製品も

 /食品原料取り扱い企業紹介

健康ニーズが高まり、近年さまざまな食品形状で健康が謳われている。米国発のスーパーフードをキーに天然素材、ベリー系、ナッツ系の企画が隆盛し、認知度の高い定番素材が、チュアブルやグミといった新サプリシリーズにも登場している。今回は古くから人の健康を支えてきた定番の素材にフォーカスし、「ローヤルゼリー」を特集。美と活力の二軸でサプリやドリンクとして愛用され認知度も高い同素材について、取り扱い各社を取材した。
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女王蜂が生涯食べ続ける栄養分
 ミツバチが、集めた花粉をもとに体内で生成する天然物質ローヤルゼリーは、女王蜂が生涯食べ続ける特別食で「王乳」とも呼ばれている。蜂が”女王蜂”となるための必須栄養素であり、このローヤルゼリーを与えられた蜂は体格が働き蜂の2、3倍、寿命がおよそ40倍にも伸びることが知られている。
 人にとっての栄養価も豊富だ。三大栄養素のタンパク質、炭水化物、脂質を含み、人間が体内で作ることのできない9種類の必須アミノ酸を含む数十種類のアミノ酸、各種ビタミン・ミネラルなど、40種類以上もの栄養素をバランスよく含有。
 ハチミツの数十倍ものビタミンがあり、なかでも美容のビタミンと称されるパントテン酸の含有率は食品の中でも群を抜いて高い。さらに、「デセン酸」はローヤルゼリーの特有成分として知られ、機能性の研究や原料中の含有量も規格化されている。

古代から人間の健康をサポート
 ローヤルゼリーの栄養価、健康への有能性は古くから認められており、人類と蜂との歴史は紀元前5,000年ごろにまでさかのぼる。古代エジプト時代の太陽寺院から出土したレリーフには、当時の養蜂の様子が描かれ、その時代に養蜂が成り立っていたことがわかっているのだ。ギリシャ、ローマ、イギリス、ドイツ、アラビア、イスラエルなどの各地域で発見された出土品や歴史的な文献に登場する蜂の姿が、人類に重宝されてきたことを物語る。日本でも、はちみつが古くから高貴な薬として扱われ、9世紀の末には献上品として最高権威である宮中で使用されていたとされている。地域・時代を問わず人間の生活に溶け込んできた蜂産品への信頼感は、長い歴史背景からみても揺るぎないものだ。

技術開発素材や新しい形状の製品に注目 インタビュー写真
 近年は、ローヤルゼリーの有用性をさらに高める技術が生まれてきており、国内ローヤルゼリー取り扱い企業の中には、あらかじめ酵素でタンパク質を分解して吸収性を高めたり、環状オリゴ糖で包接することにより扱いやすさを向上し、さまざまな形状で製品化できたりすることを売りにした開発素材が見受けられる。
 飲み込むことが苦手なユーザーからの声を受けて、年間100万人が利用するローヤルゼリーの人気シリーズで飲みやすい味の顆粒タイプを開発するといった市場への新たな投石も、今後の波紋に注目したいところだ。長年の利用者層である高齢のユーザーから、より若い世代に利用してもらうことを課題に掲げる企業もあり、健康志向がチョコレートやグミといった幅広い食品形態へ波及する時代、多くのユーザーに訴求できる多彩な製品での企画にも期待したい。

写真提供:山田養蜂場


青海省高原および湖北省産ローヤルゼリー

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 生RJ、FD末、水溶性RJ、顆粒など
 高純度品生み出す好環境で生産
 二重三重の品質管理体制を整備

/中原
  埼玉県さいたま市、TEL048-710-8877

豊富な健食素材を供給している中原(埼玉県さいたま市)は、創業からの販売実績を有する「ローヤルゼリー」の各種食品原料を取り扱っている。
 産地は青海省と湖北省。原料ラインアップはそれぞれ用途に合わせて生ローヤルゼリー、FD末、水溶性ローヤルゼリーなどをラインアップする。デセン酸を生ローヤルゼリーで2.0%以上、FD末で5.0~9.0%以上で規格している。
 青海省の産地は、中国5大牧場の1つとして数えられる平均標高3000m級の高原地帯。青海湖周辺で広大な面積に自生する菜の花のみを原料としており、他の花粉や蜜が混じることなく純度の高いローヤルゼリーであることが特長だ。期間も7月・8月限定で採集している。
 さらに、冬はマイナス20度にまで冷え込み、夏は朝方5度から昼に28~30度になるという相当の温度差がある。蜂以外の虫や細菌類が繁殖しづらい環境であることから農薬を一切使用していないため、安心して利用できるのも強みだ。
 もう一つの生産拠点である湖北省は、中国最大の蜂蜜出荷量を誇る養蜂地帯。登録した契約養蜂家から原料調達し、ISO9001:2008およびHACCPに認定された工場で製造している。
 さまざまな健康食品原料の輸入・卸を手掛ける同社では、特に品質管理を重視。国内・中国現地グループ企業との連携によって二重、三重のチェック体制を敷いている。中国グループ会社で品質チェックした原料は、自社、関連研究機関、外部受託機関において検査・分析を実施しており、自社内にはHPLC、微生物検査設備、水分計、嵩密度測定器、安息角測定器、崩壊試験器、錠剤硬度計など多数の専門検査機器を揃えている。日本国内規格に合致したものであることを重々確認し、自社ブランド原料としての品質を保証する。


年間100万人利用の人気シリーズに新形状

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 「酵素分解ローヤルゼリーキング 顆粒」
 粒が苦手な方、飲みにくい方に
 11月1日から販売開始

/山田養蜂場
  岡山県苫田郡鏡野町、TEL0120-38-38-38

山田養蜂場(岡山県苫田郡鏡野町)は、健康食品から一般食品、化粧品に至るまで様々なローヤルゼリー関連製品を取り扱っている。
 なかでも酵素分解ローヤルゼリーは、同社独自の特許技術「酵素分解」によってアミノ酸を摂取しやすくした画期的なローヤルゼリーである。研究を重ね、タンパク質をあらかじめ酵素で分解し、細かいペプチドにしておくことで速やかなアミノ酸摂取を実現している。
 特に「酵素分解ローヤルゼリーキング」は、年間100万人以上もの利用者を誇る同社の人気ナンバーワン商品だ。このたび、同社ではユーザーの声に真摯に向き合い、試作を重ね、新たに「顆粒タイプ」の開発に成功。11月1日から販売を開始している。
 これまで「ノドが細くなり粒が飲めなくなった」「粒が苦手で、砕いたり潰したりして飲んでいる」という声が、ユーザーから数多く寄せられていた。そこで同社は、酵素分解ローヤルゼリーキングの有用成分はそのままに、特許出願中の独自技術により飲みやすい顆粒タイプに仕上げた。
 酵素分解ローヤルゼリーを1日目安2包あたり2400㎎(生換算)と高含有し、カルシウムとマグネシウムを身体に吸収しやすい理想的な割合で含む「コーラルカルシウム」や「大豆イソフラボン」、「亜鉛」などの天然由来素材を配合している。
 飲みやすいヨーグルト風味で、持ち運びにも便利な分包タイプ。価格は税込み7,776円。
 商品開発担当の吉松氏は「ローヤルゼリーの風味はとても独特で、粉末状にしただけでは飲みづらくなってしまいます。タンパク質が豊富で非常にデリケートな素材でもあり、飲みやすさと品質を両立させるための技術開発は難航しました。約100回試作検討を繰り返し、やっと飲みやすいヨーグルト風味の顆粒に仕上げることができました」と、開発経緯を振り返る。
 これまで「酵素分解ローヤルゼリー」や「粒のスリム化商品」「コーティング改良による小粒化」など、消費者のニーズを満たす商品開発を手掛けてきたが、今回は、飲み込みづらさや嚥下機能の低下など利用者や商品が抱える課題を、「味」「飲みやすさ」「成分量」すべての面でクリアした。今後についてもさらなる市場創造に向けて、商品開発・技術開発に力を入れていく方針だ。


創業110年へ、蜂産品総合OEMメーカー

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 ローヤルゼリーの各種原料・OEM供給
 素材開発から製品化まで一貫生産体制
 豊富な製品形状提案と徹底した品質管理

/アピ
  岐阜県岐阜市、TEL058-271-3838

2017年2月で創業より110年。蜂産品に関して豊富な実績を築いてきたアピ(岐阜県岐阜市)は、ローヤルゼリー食品原料の供給、さまざまな形状でのOEM供給を行っている。
 原料は用途に合わせて「生ローヤルゼリー」、「脱蛋白ローヤルゼリーエキス」、「乾燥ローヤルゼリー粉末」、「脱蛋白ローヤルゼリーパウダー」の4製品をそろえるほか、「酵素処理ローヤルゼリー」もラインアップしている。
 健康補助食品・サプリメントの総合受託製造企業として原料・素材の開発から製品化まで一貫した生産体制を築く同社は、企画立案から製剤開発・販売戦略・支援に至るまでトータルプランニングを行っている。
 2014年に竣工した新鋭のネクストステージ工場をはじめ、揖斐川工場、池田工場、本巣工場の4つの自社製造施設には、それぞれ技術開発部を設置。形状ごとのスペシャリストを養成しており、専任スタッフとして配置している。
 顆粒、錠剤、ハード・ソフトカプセル、各種充填・包装、ドリンクなど、それぞれのカテゴリーの中でさらにサイズや形状などの違いから多彩な製品設計が提案できる。 
 ローヤルゼリー産地の中国現地へは定期的な監査を実施し、国内の自社施設「クォリティセンター」において独自の厳しい基準下でトレーサビリティ管理を徹底。国内3工場で健康補助食品GMP、2工場でFSSC22000を取得しており、全社を挙げて品質と安全の保証体制に取り組んでいる。
 研究面では長良川リサーチセンターで素材の機能性、安全性、成分分析などの総合評価を行い、科学的根拠に基づいた市場性の高い製品開発を進めている。
 世界一の蜂産品企業を目指す同社は、これまで多くの基礎研究で成果を挙げきており、2006年には血圧に対する機能が認められたローヤルゼリー特保製品「ステイバランスRJ」の開発実績がある。


品質重視の台湾産ローヤルゼリー

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 定地養蜂でトレーサビリティ管理
 自然豊かな台湾南部の玉井地区で養蜂
 各種品質検査を実施し、信頼素材を提供

/サンライフ
  愛知県名古屋市、TEL052-776-5131

サンライフ(愛知県名古屋市)は、健康食品原料「台湾産乾燥ローヤルゼリー粉末」を供給している。
 トレーサビリティ管理に重きを置く同社は、主要商材として取り扱うクロレラの生産地「台湾」に着目。温暖な気候と豊かな自然に恵まれ「美麗島」と称される台湾で、日本や中国で一般的に行われる移動養蜂(転地養蜂)ではなく「定地養蜂」という養蜂方法を採用している。
 定地養蜂とは、特定の場所に養蜂場を作り、そこに巣箱を設置してミツバチを飼育するというもの。トラックなどで運搬する際に発生する蜂へのストレスも軽減でき、周辺環境への的確なモニタリングと、トレーサビリティの徹底管理を図れることが大きな特長だ。
 移動を行わないことから蜜源植物に限りがあり、ローヤルゼリーやハチミツを生産できる期間も限られるが、低コストのみを追求するのではなく信頼素材の提供を重視。安心の高品質ローヤルゼリーとして取り扱っている。
 産地は台湾南部の高級フルーツ「台湾マンゴー」の栽培地として知られる「玉井地区」。マンゴーのほか、パパイヤ、スターフルーツ、ナツメヤシ、バナナなど南国フルーツの果樹園がある。
 採取したローヤルゼリーは成分測定など品質検査を行うとともに、品質が損なわれないよう急速冷凍。食品GMPなどの認証を取得した台湾国内の健康食品専用工場にて真空凍結乾燥法で粉末化している。
 粉末加工後は、品質検査で合格したロットサンプルを日本へ。同社内および外部の公的分析機関において、業界団体基準+社内基準の品質検査を実施し、すべての検査をパスしたロットを日本へ空輸している。
 ローヤルゼリーは健康・美容の定番素材として長年のリピーターから安定的な引き合いがあるという。今後は、若い世代への訴求も視野に入れていく。


ローヤルゼリーを独自製法で酵素分解

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 「酵素分解ローヤルゼリー粉末TR」
 ペプチド化で消化・吸収性を向上
 カプセルや錠剤、顆粒など

/テルヴィス
  東京都日本橋、TEL03-3808-0694

テルヴィス(東京都日本橋)は、「酵素分解ローヤルゼリー粉末TR」を供給している。ローヤルゼリーを独自製法によって酵素分解した粉末で、生のローヤルゼリーが元来有する特徴的な「タンパク質」を重視している。
 ローヤルゼリーのタンパク質をあらかじめ細かく分解し、吸収性を向上させることをコンセプトに酵素処理を実施。その分解段階においてはローヤルゼリー特有のタンパク質を重視して、アミノ酸にまで分解することなくペプチドの段階で止めており、機能性を損なわずに消化・吸収性を高めることに成功した付加価値品だ。
 同品1gで生ローヤルゼリー3gに相当し、デセン酸は4%以上で規格。OEMでは錠剤やカプセル、顆粒などで供給する。要望によって生ローヤルゼリーの供給も対応することができる。
 品質面ではローヤルゼリーの産地である中国現地に視察に赴いて生産体制チェックを実施しているほか、国内では一般社団法人日本健康食品規格協会(JIHFS)の「健康食品原材料GMP」認証を取得している提携工場で製造している。
 供給状況は例年安定しており、健康を支える素材として長年のリピーターがついている。美容向けとしても存在感があり、タブレットなどを中心に引き合いがあるという。


ローヤルゼリーをαCD包接で安定化

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 「ローヤルゼリー末αF」ほか
 安定性や扱いやすさが格段に向上
 独自規格の設定で品質確認

/松浦薬業
  愛知県名古屋市、TEL052-883-5151

松浦薬業(愛知県名古屋市)は、健康食品向けの各種ローヤルゼリー原料を取り扱っている。α-シクロデキストリンで包接した「ローヤルゼリー末αF」、ドリンク用に適した「ローヤルゼリー抽出液T」、抽出液Tからエタノールを除いたペーストタイプの「ローヤルゼリーエキスSF」をラインアップ。
 特に、ローヤルゼリー末αFは、環状オリゴ糖α-シクロデキストリンで包接することにより性状の安定性・扱いやすさを格段に向上させ、様々な利便性を付与した特殊素材だ。
 ローヤルゼリー末αFの1gはそのまま生ローヤルゼリー1gに相当しており、換算量を求める複雑な計算は必要ない。室温保管することができ、要冷蔵の従来品に比べて低コストでの保管が可能となっている。褐変に対する安定性が増して色調変化が非常に緩やかで、製剤の性状が損なわれにくいという特長もある。さらにデセン酸の経時的な減少を抑制。生薬原体の流動性の低さ、凍結乾燥品の吸湿性の高さなど、取り扱う上での問題点も克服し、扱いやすさを改善した。水中でダマが生じることもなく、即座に均一分散するため、溶かして飲むタイプなど新たな剤形への可能性も広がっている。ローヤルゼリー特有のノドを刺すような刺激も抑えられ、ユーザーにとっての利便性も魅力だ。
 原料となるローヤルゼリーは、中国の合弁会社が自社の規格に合格していることを確認したうえで、生産者より買い入れる。輸入後は日本薬局方規格に則った追試験を実施し、品質に問題がないかを念入りにチェックしている。いつ、どこで収穫したかというトレーサビリティの管理や農薬等不純物が含まれていないことも確認しており、安心・安全な製品の安定供給に努めている。


全国百貨店での取引実績がある信頼素材

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 「水溶性ローヤルゼリーペプチド」ほか
 現地養蜂家や生産工場と仕入予約契約
 製造から包装まで一貫生産体制

/森川健康堂
  熊本県上益城郡、TEL096-234-5100

森川健康堂(熊本県上益城郡)は、ローヤルゼリー各種食品原料とバルク・完成品のOEM供給を行っている。自社ブランドは全国の百貨店・小売店でも取引実績があり、信頼のおける品質であることが売りだ。
 原料は「生ローヤルゼリー」、「乾燥ローヤルゼリー」、「発酵ローヤルゼリー」、「水溶性ローヤルゼリーペプチド(酵素処理ローヤルゼリー)」をラインアップ。
 ローヤルゼリーペプチドは、ローヤルゼリーの栄養価をそのままに、酵素処理によってタンパク質を低分子化して、より吸収性を高めた水溶性素材だ。pH3.5の酸性液にも沈殿させずに溶かすことができる。
 機能性研究では、コラーゲン分解抑制やメラニン生成抑制、糖質吸収抑制、カルシウム吸収促進に関する各種試験を実施し、有意なデータを取得している。
 使用するローヤルゼリーは、良質な原料のみを買い付けるため、中国の原料生産地に独自のネットワークを構築。長年の技術交流や人脈作りによって固い信頼関係を築き、現地養蜂家や生産工場と仕入予約契約を結んでいる。
 実際の養蜂においても、定期的に現地へ赴いて管理指導を行うことにより、高品質原料の計画的な生産を実現した。天候、湿度、気温、蜜原植物、生産進捗などをチェックし、仕込準備、収穫時期、収穫量を適時決定するため鮮度の良いローヤルゼリーを採集できる。
 さらに、その年の気温、花の状態、品質の良し悪しといった情報を現地養蜂家らと綿密に情報交換することで、品質重視の原料確保に努めている。
 ISO9001、健康食品GMP認定を取得した熊本本社工場では、製品の充填から包装、出荷ラインまで一貫した生産体制を整備しており、ハードカプセル、打錠、顆粒、ペースト、ドリンクなど、さまざまなOEM受託製造が可能だ。


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