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発酵によりニンニク特有成分を増加

新製品写真

 新素材「ブラウンニンニク」を上市
 脳機能に寄与「S-アリルシステイン」
 血流改善成分の「シクロアイリン」も

 /テルヴィス
   東京都中央区、TEL03-3808-0694

テルヴィス(東京都中央区)は、独自の発酵ノウハウによりニンニクが有する健康成分「S-アリルシステイン(SAC)」と「シクロアイリン」の含有値を高めて規格化した期待の新素材「ブラウンニンニク」を上市した。
 ブラウンニンニクは、適度な発酵度合いを制御することでニンニクの有用成分を豊富にしたニンニク100%の健康食品向け原料。発酵後もニンニクの特徴であるイオウ化合物も含有されており、ニンニク本来の健康価値も保持している。
 さらにニンニク特有の臭いを軽減し、飲んだ後の戻り臭もほとんど発生しない。水溶性の粉末で、サプリメントや飲料など幅広い商品形態での企画が可能だ。

ブラウンニンニク特長成分(1) 食品原料開発写真
 脳の健康に有用な「SAC」
 ニンニク特有の成分であるSACは健康への有用性に関する数々の文献がある成分。生ニンニクには0.05mg/gしか含まれておらず、十分量を摂取することは難しいが、発酵を施したブラウンニンニクはおよそ40倍相当の2mg/gを含み、原料製品としても含有値を規格化している。
 最近の研究では、SACが脳関門を通過し、強力な抗酸化作用によって、脳神経細胞にダメージを与えるβアミロイドやタウタンパク質の蓄積を防ぐことが明らかとなってきた。また、神経細胞ニューロンの活性化を示唆する研究成果も得られていることから、アルツハイマーの予防に役立つことが期待されている。

神経細胞等への影響調査など
  数々の文献を有するSAC
 SACの文献は豊富で、神経細胞への分化に関わるPC12細胞への影響について行われた試験では、活性酸素による負荷を与えた状態で熟成ニンニクエキスとSACを加えると、加えていないものよりもPC12細胞の生存率が60~70%増加する結果が得られている。
 そのほか、ラットを用いた脳卒中に対する試験においても、行動スコア、発生比率、死亡率のすべてにおいて改善することが明らかとなっている。

ブラウンニンニク特長成分(2)
 血流改善等に寄与「シクロアイリン」
 シクロアイリンは、コレステロールの上昇抑制や血流改善に有用な成分で、ニンニクや玉ねぎに含まれている。しかし、その含有量は生ニンニクで0.2mg/gしかなく、SAC同様に十分量を摂取することは困難視されてきた。 食品原料開発写真
 そのシクロアイリンについて、ブラウンニンニクエキスは、最適な発酵度合いを制御することで可能な限り増加。生ニンニクの約25倍相当に値する5mg/gものシクロアイリンの規格化に成功したのだ。
 SAC、シクロアイリンの両成分ともこれまでにも注目されてきた成分だが、含有量を規格化したニンニク由来100%の原料は珍しく、ブラウンニンニクであればニンニクの新ブランドの企画も可能になる。


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