HOME食品原料開発 一覧 ≫ クルクミン、ウルソール酸、マヌカハニー(2018)

注目3素材がもたらす美と健康機能を発信

新製品写真

 クルクミン、ウルソール酸、マヌカハニー
 毛細血管力を支えるTie2活性作用など
 吸収性を向上し、素材の真価を発揮

 /シクロケム
   東京都中央区、TEL03-6262-1511

シクロケム(東京都中央区)は、環状オリゴ糖を用いて生体利用能を格段に高めた「クルクミン」「マヌカハニー」「ウルソール酸」のそれぞれが発揮する美容・健康機能を啓蒙し、上記3素材の配合ゼリー「マヌカハニーとリンゴのデザート」などの製品開発やOEM供給、原料供給を行っている。

美肌を支えるクルクミンの毛細血管力 食品原料開発写真
 肌年齢の若さの秘訣としてテレビ番組にも取り上げられた「シナモン」の、毛細血管への有用性に着目したシクロケム社は独自に素材を調査。これまで研究してきた数ある素材の中でも、クルクミンが毛細血管の健康維持に優れ、ひいては美肌にも有益であることを突き止めた。

毛細血管力のカギを握る、
 血管の内皮細胞と壁細胞
 血管を断面的に見ると、外側には「壁細胞」、血液を通している内側には「内皮細胞」が覆っている。正常な血管は、この壁細胞と内皮細胞がしっかりと接着されているが、不安定な血管は両細胞が分離し、血液中を流れる栄養素や血漿成分、老廃物が漏れ出てしまう。また、両細胞の分離は毛細血管そのものが消滅する「ゴースト化」の原因にもなる。
 毛細血管は肌の真皮細胞という体の一番外側に張り巡らされた血管であり、良好な肌状態を保つためにも、正常な毛細血管を維持することが重要だ。

壁細胞と内皮細胞の結びつきを強固にする
 Tie2活性作用
 正常な血管を維持するためには、壁細胞と内皮細胞がしっかりと接着した状態を保つことが必要となる。そこで重要となるのが、両細胞の結びつきを促すアンジオポエチンなどのTie2活性化作用を持つ物質。
 シクロケム社が、このTie2活性化作用のある物質を独自に調査した結果、クルクミンが他のファイトケミカルと比較しても、はるかに有用な成分であることを確認した。従来、Tie2活性を示すファイトケミカルは100~500μg/mlの濃度を要することが大半だが、クルクミンはわずか1~5μg/mlの濃度でTie2活性化作用が得られたのだ。
 実際に、マウスを用いた試験では、正常な血管、VGEFを用いて血管の不安定化を誘導した血管、VGEFで不安定化したうえでクルクミンを投与した血管の3つで、青色色素を流した際の比較調査を実施した。
 その結果、VGEFによる不安定化した血管は、正常な血管と比べて青色色素の漏れる量が明らかに多かったのに対し、クルクミンを投与した血管はVGEFによって不安定化しているにも関わらず、正常な血管と同等にまで青色色素の漏れる量を抑制することが認められた。

市販クルクミン製剤技術中、
 最良の手段で吸収性を向上
 優れたTie2活性化作用のあるクルクミンだが、脂溶性物質であるため吸収性が極めて低いという難点がある。その為、一般的にも吸収性を向上させたクルクミン製剤が市販されているが、シクロケム社では、クルクミンの吸収性を高める方法として「γ-CD包接化」が最も有効な手段であることを確認しており、その活用を促している。
 ※詳しくはニュース記事「γ-CD包接化がクルクミン吸収を格段に向上」

運動との併用でダイエットに有用な
 リンゴの皮に含まれるウルソール酸
 苦丁茶に含まれるダイエット成分としてテレビでもその画期的な有用性が取り上げられた「ウルソール酸」。りんごの皮にも含まれているこの成分は「苦丁茶ダイエット」としても話題を呼んだ。
 ウルソール酸は、これまでの研究により骨格筋や腓腹筋など筋肉繊維を太くして最大筋力を伸ばし、脂肪細胞を減らすことが論文発表されている。
 しかし「苦丁茶」と名前にあるように、その味はとても苦く、しかも水に溶けにくい性質を持つため吸収性が極めて低い。その有用性を得ようとするなら、大量に摂らなければならないという難点があった。

γ-CD包接化によるウルソール酸の
 水分散性と吸収性を劇的に向上
 シクロケム社ではこれまで、環状オリゴ糖を用いることでCoQ10やクルクミンなど数々の健康素材で生態利用能の向上を実現してきた。その技術を応用することで、ウルソール酸が抱える苦味と低吸収性についても克服することに成功している。γ-CD包接することで味を完全にマスキングし、水分散性と吸収性を劇的に向上したのだ。
 研究成果などを発表するコサナセミナーでは、実際に苦丁茶にγ-CD粉末を混ぜて、その場で瞬時に苦味が無くなることを聴講者が体験できる形で披露している。

マヌカハニーのGI値をさらに低減、
マヌカハニーαオリゴ糖パウダー(MAP)
 ハチミツのGI値が80~89なのに対し、マヌカハニーは60~69。マヌカハニーのGI値がハチミツよりも低いのは、ブドウ糖よりも「フルクトース(果糖)」の含有量が多いためである。一方で、αオリゴ糖とかけ合わせた「マヌカハニーαオリゴ糖パウダー(MAP)」なら、GI値は18±4にまで低減することができる。

適切な摂取量で健康長寿に
「マヌカのケトジェニックダイエット」
 シクロケム社では、マヌカハニーに多く含まれるフルクトースについて、健康への影響がどうであるかについて焦点をあて、調査した。すると、フルクトースはグルコース(ブドウ糖)と比べて糖化しやすく、タンパク質やDNAに悪影響をもたらす最終糖化産物(AGEs)へと繋がる反応性がグルコースの5~10倍であることが分かった。
 一方、体内に吸収されたフルクトースは、90%が肝臓で脂肪酸、TG、VLDLに変換され、このうち体内で変換された脂肪酸が「ケトン体」に代謝される。
 このケトン体は心臓や脳にとって効率的なエネルギー源であり、食事摂取量や摂取時間をコントロールすることで脂肪酸のケトン体化を促す「ケトジェニックダイエット」として注目を集めているものだ。
 このケトジェニックダイエットを老齢マウスに施した実験では、中年期死亡率が減少し、記憶障害と健康スコアが改善する結果が報告されている。
 こうしたことを踏まえ、シクロケム社ではケトジェニックダイエットに基づいたマヌカハニーの利用法を提唱。午後9時から午前7時までの間は食事を取らないようにするなど、プチ断食を生活に取り入れることでマヌカハニーに含まれるフルクトースを脂肪酸経由でケトン体へと変換させ、効率的なエネルギー代謝による健康長寿法を啓蒙している。


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