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変形性関節症の痛み軽減の可能性

新製品写真

 春の山菜「こごみ」
 日本食品科学工学会第63回大会
 秋田県との連携協定での取り組み

 /東洋新薬
   福岡県福岡市(本社)TEL03-5501-7788(広報部)

東洋新薬(本社:福岡県福岡市)は、山菜「こごみ」に変形性関節症の痛みを軽減する可能性があることを確認し、日本食品科学工学会第63回大会でその研究内容を発表した。
 変形性膝関節症のモデルラットに、こごみ粉末を1日1回2,000mg/kg経口投与し、投与7日目および14日目に下肢の痛覚過敏に対する評価を実施。その結果、こごみを投与した群において、投与していない群と比べ、投与7日目で痛覚過敏の緩和傾向がみられ、14日目には有意に改善することが確認された。
 正常ヒト膝関節由来軟骨細胞を使った試験も実施。同細胞に炎症性サイトカイン「IL-1β」およびこごみ粉末を添加し、軟骨組織の破壊に関与するMMP1の遺伝子発現量を定量的RT-PCR法で解析した。結果、こごみ粉末を添加した細胞は、非添加の細胞と比較してMMP1が有意に発現低下することが確認された。

秋田県と食関連産業の振興
 東洋新薬は2014年3月に秋田県と食関連産業等の振興を目的として連携協定を締結。公益財団法人あきた企業活性化センターの支援を受け、秋田県の農林水産物を活用した機能性素材開発を行っている。今回の研究についても、秋田県の食関連産業の振興や地域経済の活性化に向けて取り組まれていたものだ。

多年草植物「クサソテツの若芽」 インタビュー写真
 こごみは、日本各地に自生しているシダ類の多年草植物クサソテツの若芽で、縄文時代の遺跡から発見されるなど生命力の強い植物として知られる。
 ビタミン、キサントフィル、ポリフェノール等が豊富に含まれ、東北地方で山菜として食されている。


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